バンダイネットワークスは11月20日より、モバイル向けの動画コンテンツ配信サービス「アニモビ」で、人気アニメ『機動戦士ガンダム』全43話の独占配信を開始した。 また、今回の配信は『機動戦士ガンダム』がモバイル向けに登場する初めてケースでもある。 「アニモビ」はバンダイネットワークスとバンダイチャンネルが共同で手がけるプロジェクトで、NTTドコモのFOMA向けに人気アニメをフルバージョンで提供する。現在はバンダイチャンネルの提供する作品から148タイトル、1922話が配信されている。 今回、『機動戦士ガンダム』は、11月20日に1話と2話が配信され、以後毎日1話づつ、12月31日まで付け加えられて行く。配信の料金は、1話100ポイント(100円相当)となっている。 今回の配信開始で特に興味深いのは、独占配信というかたちである。近年、モバイルでの動画配信が急速に広がる中、各権利保有者がモバイル向けにキラーコンテンツを投入する例が増えている。 しかし、PCサイト向けには広い範囲のポータルサイトにコンテンツを提供している権利保有者が、モバイルに関しては有力コンテンツを自社グループ内で囲い込むケースが見られる。 今回の『機動戦士ガンダム』もそうだが、東映アニメーションの『ドラゴンボール』シリーズや先日配信を始めたばかりの『SLAM DANK』などである。しかも、『ドラゴンボール』シリーズは、PCでは展開せずにモバイルだけで提供されている。 PC向けのアニメ配信市場は既に数十億円規模の市場になっている。例えばバンダイチャンネルは、1ヶ月に100万話の配信を達成している。一方、モバイル向けの配信は始まったばかりで、まだまだ容量の多さなどに問題もあり市場も大きくない。 しかし、モバイルでの電子コミック配信が、PC向けを遥かに上回るように、今後はモバイル向けのアニメ配信はPC向けを超えてくる可能性が強い。モバイル向けのアニメ番組配信は、関連各社に魅力的な市場に映っているだろう。自社コンテンツの囲い込みも、こうした中でのマーケティング戦略なのだろう。バンダイネットワークス /http://www.bandai-net.com/
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