3DCGアニメーション版『科学忍者隊ガッチャマン』(英題『GATCHAMAN』)が、2008年暮れの全米公開を目指して製作されている。 この映画を製作している香港のイマージ・アニメーション・スタジオは、6月13日にハリウッドの大物脚本家であるロバート・マーク・ケイメン氏と『ガッチャマン』の脚本執筆の契約を結んだと発表した。 ロバート・マーク・ケイメン氏は、古くは80年代の人気映画『タップス』、『ベスト・キッド』などの脚本を手がけている。また、SF映画では『フィフス・エレメント』、『リーサル・ウェポン3』などの脚本を書いた。 これまで『ガッチャマン』の脚本は監督であるケヴィン・モンロー氏が担当するとされてきたが、共同執筆になるのかケイメン氏の単独の脚本になるのかは触れていない。 『ガッチャマン』はその名前のとおり、1970年代から80年代に日米で人気を博した日本アニメ『科学忍者隊ガッチャマン』を原作にしている。イマージは今年3月にTVアニメーション『忍者タートルズ』を3DCGアニメーション『TMNT』として製作・公開し、米国映画興行で大きな成功を収めている。 このため3DCGアニメーション版『ガッチャマン』についても、全米規模の劇場公開の可能性が極めて高いと見られている。 イマージは『ガッチャマン』のほかに、既に『鉄腕アトム』の劇場アニメーション化権も取得済である。『TMNT』に続き『ガッチマン』の興行が成功すれば、3DCGアニメーション版『鉄腕アトム』のハリウット映画化も一気に実現に向けて動き出す可能性が高い。 日本のアニメを原作にするハリウッドのビッグムービーは、今年4月に劇場公開される実写映画『トランスフォーマー』と来年5月に劇場公開が決定している『Speed Racer:マッハGo Go Go』に次ぐものとなる。このうち日本より米国市場仕様に制作された『トランスフォーマー』を除く2作品は、いずれもタツノコプロダクションの作品である。 タツノコプロダクションの作品は1970年代に広く米国で放映されている。往年の子ども向けの番組を大作劇場映画にするのは、昨今のハリウッドの常套手段である。しかし、逆に言えば子ども向け3DCGアニメーションの作品がビッグムービーになるには30年かかるともいえそうだ。 そう考えると『エヴァンゲリオン』、『ドラゴンボール』など、過去10年間に人気を博した日本のアニメが劇場化されるのは今から20年後かもしれない。イマージ・アニメーション・スタジオ /http://www.imagi.com.hk/
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