日本マンガ学会 京都でシンポジウム「世界のマンガ事情」(6/10) | アニメ!アニメ!

日本マンガ学会 京都でシンポジウム「世界のマンガ事情」(6/10)

 日本のマンガ文化研究の推進と相互交流を目指す日本マンガ学会は、6月16日、17日の両日に第7回日本マンガ学会を開催する。
 学会は第1日目の京都精華大学で開催される研究者による研究発表と、2日目に京都マンガミュージアムで開催されるシンポジウム「世界の日本

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 日本のマンガ文化研究の推進と相互交流を目指す日本マンガ学会は、6月16日、17日の両日に第7回日本マンガ学会を開催する。
 学会は第1日目の京都精華大学で開催される研究者による研究発表と、2日目に京都マンガミュージアムで開催されるシンポジウム「世界の日本マンガ事情 -アメリカ、ヨーロッパ、東アジア-」の2部構成となっている。

 日本マンガ学会は2001年に設立され、マンガの研究者だけでなくその隣接領域の研究者や評論家、作家、コレクターまで幅広い人々に門戸を開いている。そのため今回の学会も、両日ともに会員だけでなく一般にも門戸が開かれている。一般の人も参加料1000円で、学会の研究報告やシンポジウムの聴講が可能である。

 1日目の研究発表は、個別の作家論や海外事情、文化論などやや専門的だが、学問としてのマンガに興味のある人にとっては有意義なものになるだろう。
 2日目の「世界の日本マンガ事情 -アメリカ、ヨーロッパ、東アジア-」と題されたシンポジウムは、一般のマンガファンにとってもより取っ付き易いかもしれない。今年のシンポジウムは、近年注目が高まっている海外での日本のマンガ事情にスポットをあてている。シンポジウムは「ヨーロッパ」、「アメリカ」、「東アジア」の3部に分けられ、それぞれ小野耕世さん、藤本由香里さん、細萱敦さんらが座長を務めて討論を行う。

 シンポジウムには国内のマンガ研究家、出版関係者のほか海外出版のVIZメディアやTokyopop、トンカム社のスタッフも参加するなど多彩な顔ぶれになっている。噂話ばかりが先行しがちな海外の日本マンガ事情だが、今回の参加メンバーを見ると通常より深い討論が期待出来そうだ。
 
日本マンガ学会  /http://www.kyoto-seika.ac.jp/hyogen/manga-gakkai.html
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