アニメ映画『時をかける少女』の監督細田守氏が、2月28日に米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)で講演を行なう。 この講演は『時をかける少女』の上映と監督の講演を組み合わせたもので、28日の現地時間午後7時からMITの構内で開催される。入場は無料だが、収容人数は300人に限定されている。 『時をかける少女』のプレミア上映は、ニューヨーク国際児童映画フェスティバル(NYICFF)で3月3日に開催される。このため同作品の米国初上映は、ニューヨークとされていた。しかし、非商業目的ではあるがこのMITでの上映が米国初の上映となるようだ。 また、ニューヨーク国際児童映画フェスティバル(NYICFF)では、これまで発表されていた3月3日の夜の上映に加えて3月10日の夜にも上映されることが決まった。MITの上映とニューヨークの上映は日程が近いが、NYICFFに細田監督が参加する日程は発表されていない。 一方、『時をかける少女』はサンフランシスコ国際アジアアメリカン映画祭でも3月17日、18日の日程で上映されることが決まっている。この2月末からいっきに海外での知名度を挙げる作戦のようだ。 今回、細田守監督が講演会を行なうのは、MITとさらにハーバード大学が共同企画した「クールジャパン2007」と題したプログラムのひとつである。日本のポップカルチャーを取り上げた特集で、MITとハーバード大学が共に米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市に位置することで実現した。 プログラムではこのほか日本の女性ラップミュージシャンのMiss Mondayがコンサート(MIT)を行なう。また、原作者岡崎武士氏を招いた『アフロサムライ』の上映会(ハーバード)も開催される。 さらに3月2日にはハーバード大学の会場で、アメリカのアニメ研究家が集まったパネルディスカッション「日本のポップカルチャーの中と愛と戦争:Love and War in JAPAN」も開催される。こちらは4時間という長時間のパネルになる。 パネルにはテキサス大学のスーザン・ネイピア教授や東京大学講師のローランド・ケルツ氏を初め、ハーバード大学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、駒澤大学などから6人の専門家が集まる。 当サイトの関連 /時をかける少女 3月3日ニューヨークでUSプレミア上映/時をかける少女 サンフランシスコの映画祭でも上映/クールジャパンプロジェクト2007(MIT-ハーバード)/ニューヨーク国際児童映画フェスティバル/第25回サンフランシスコ国際アジアアメリカン映画祭
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