この春から北米でインターネットからの先行ビジネスを進める『DEATH NOTE』の北米展開がいよいよ始まった。 本格的な展開に先立って英語版の公式サイトがプレオープンをした。サイトのコンテンツは現在のところなく、今後の情報の希望者するファンに向けてメール配信サービスを受け付けている。 デスノートのマンガは既に北米では2005年10月から発売されており、今年1月には最新刊である9巻が発売されている。しかし、単行本は高い人気を持っているものの、現地の英語版「少年ジャンプ」にも連載がされていない。 このためこれまで『DEATH NOTE』のみの英語版の公式サイトは存在しなかった。今回のサイトは、マンガ、アニメ、実写を通じて初の英語版の『DEATH NOTE』公式サイトになる。 また、サイトではメール配信サービスの受付を死神からの誘いといった体裁を意識して作られている。米国のアニメ関連のプレサイトとしては、凝った趣向である。 これまでよりファンへのアピールを意識した点や、本オープン以前の積極的なプロモーションは、12月にプロモーションを開始した『涼宮ハルヒの憂鬱』の公式サイトにも共通する。『DEATH NOTE』はインターネットでのビジネス展開を先行することから、これまでよりインターネットを中心にしたファンコミュニテイに強くアプローチしようとしている。 作品を展開するVIZメディアはこれに加えて、今月23日から開催されるニューヨークコミコンでも『DEATH NOTE』の大規模なプロモーションを行なう。 これは携帯電話を利用したプロモーションで、2月24日と25日にコミコン会場のVIZメディアのブースに来たファンに『DEATH NOTE』の特別なプロモーション映像を配る。VIZのブースに来ると自身の携帯に動画がダウンロード出来るというもので、24日と25日で異なった動画が配布される。 これは今後、米国で『DEATH NOTE』をインターネットだけでなく、モバイルでも展開する布石と考えてよさそうだ。 今回の公式サイトの開設とニューヨークコミコンでの携帯向けの映像ダウンロードサービスのプロモーションで、『DEATH NOTE』を中心とした新しい日本アニメのマーケティングが始まりつつある。/英語版『DEATH NOTE』公式サイト /VIZメディア
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