米国ロサンゼルスのハリウッド外国人記者協会は、2006年ゴールデングローブ賞長編アニメーション部門のノミネート3作品を発表した。 発表されたのはピクサーの最新作『カーズ』、ロサンゼルスとニューヨークの映画批評家協会の最優秀アニメーション賞を既に受賞している『ハッピーフィート』、それにソニーピクチャーズ系の『モンスターハウス』と、いずれも大作3DCGアニメーションである。また『ハッピーフィート』は、主題歌の『ソング・オブ・ハート』で歌曲賞の候補にも挙がっている。 ゴールデングローブ賞はアカデミー賞と並ぶ米国映画業界の主要な賞とされるが、長編アニメーション部門が設けられるのは今年が初めてである。そのためノミネート作品数も3作品と控えめになっている。 今後はハリウッド外国人記者協会の会員の投票により、3作のなかから受賞作を選出する。1月15日に結果が発表される。その作品がゴールデングローブ賞長編アニメーション部門の最初の作品となる。 また今回の3作は全て、12月4日に発表されたアニー賞の長編アニメーション部門のノミネート5作品にも含まれている。 逆にアニー賞候補になりながらゴールデングローブ賞にノミネートされなかった作品は、『オープンシーズン』(ソニーピクチャーズ)と『森のリトルギャング』(ドリームワークスアニメーション)である。 このためゴールデングローブ賞候補には、2006年に大型3DCGアニメーションを2作品公開したドリームワークスアニメーションの作品がない。劇場長編3DCGアニメーションの競争が激化する米国アニメーション業界を象徴するかたちになっている。 ゴールデングローブ賞はアカデミー賞の前哨戦とされることが多いが、アニー賞ノミネート作品も考慮にするとアカデミー賞でも今回の3作品が有力と言えるだろう。/ゴールデングローブ賞公式サイト /モンスターハウス公式サイト /ハッピーフィート公式サイト
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