往年の人気アニメ『勇者ライディーン』が、30年を超えて新たに生まれ変わる。その製作発表会が、11月24日に東京・赤坂の東北新社で行われた。 発表会には東北新社二宮清隆常務取締役、プロダクションI.G石川光久社長、WOWOW黒水則顯常務取締役、角川書店井上伸一郎代表取締役専務と『REIDEEN』のビジネス展開にかかわる4社のエグゼクティブが登壇し、作品にかける意気込みを語った。 もともと『勇者ライディーン』は、1975年に東北新社の関連会社創映社が制作を行った作品である。東北新社の二宮常務によれば、この新しい『REIDEEN』の企画が始まったのはいまから5年前という。 名作として知られる作品の新企画だけに、入念な準備が行われた様子が伺える。 今回の製作は続編でもリメイクでもなく、前作のイメージを継承した再生プロジェクトである。このため全く新しい世界観が構築される。そして大きな見所は、クオリティの高いアニメ制作で知られるプロダクションI.Gが制作を行うことだ。 とりわけ監督は『IGPX』でマシンシーンの3DCG技術で力を発揮した本郷みつる氏である。今までにないロボットアクションが期待できる。プロダクション I.Gの石川社長は『IGPX』のアクションシーンは「速さ」を目指したが、今回は70メートルを越すREIDEENの「大きさ」と「ゆっくりした動き」、「暗さ」の表現に注力したという。 また、物語については企画会議にも参加し、度々アドバイスを行ったという角川書店の井上専務が「怪獣モノ」「学園モノ」「ヒロイックファンタジー」といった言葉で説明を行った。 30年前に出来なかったことが今だから出来ることもあるとする一方で、主人公が今風のめがねをかけていることなど、過去からの要素と現代だからこその要素のバランスが作品の魅力となりそうだ。 角川書店ではテレビ放映に先立って、本日(11月25日)発売のコミック誌「少年エース」でマンガ連載(画・烏丸匤)を開始している。 本編のほうは来年3月からWOWOWでテレビ放映が決定している。さらにWOWOWでは、12月からはオリジナルの『勇者ライディーン』の放映も行い、来年の放映開始に向けて着々と準備を進めている。 WOWOWの黒水常務によれば、同社のアニメのコンセプトはカッティングエッジで大人も見れる楽しいアニメである。『REIDEEN』は大人になったかつての『勇者ライディーン』のファンと新しい若者の両方を満足させる作品なるだろう。/REIDEEN公式サイト (c)東北新社・Production I.G
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