GDHのアニメ制作子会社GONZOが制作する新作アニメ『アフロサムライ』が来年1月4日から米国の大手ケーブルテレビ局スパイクTVで放映されることが決定した。 『アフロサムライ』は日本の岡崎能士氏のマンガを原作にとっている。物語は父の復讐を目指す主人公が敵討ちの旅を続けるロードムービーとなる。 米国の俳優でスターウォーズシリーズにも出演するサミュエル・L・ジャクソン氏が、プロデューサーと主人公の声優として参加することでも話題を呼んでいる。また、サウンドトラックには米国のラップ音楽で人気の高いRZAが参加する。日本の侍の世界と米国のブラックカルチャーの融合を目指す革新的な作品となっている。 スパイクTVはバイアコム系の大手ケーブルチャンネルで、全米で9000万世帯をカバーする若者向けの放送局である。 アニメーションチャンネルや子供向けチャンネル以外で、日本の新作オリジナルのアニメ作品が放映されることは珍しい。また、従来は米国へのアニメ作品の輸出は、日本で国内向けに制作したもの米国向けに編集したものが多かった。今回は、当初から米国市場での展開することを目指している。 『アフロサムライ』は新しいビジネスモデルとしても注目され、その放映は日本アニメの新たな顧客層の開拓としても期待出来そうだ。 作品は全5話のミニシリーズとなるが、番組が好評であれば今後のシリーズ作品制作も検討される。日本での放映は米国で公開後に作品を逆輸入し、日本語字幕版が展開される予定である。/アフロサムライ公式サイト(英語) /GDH /GONZO /スパイクTV
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