ジェネオンは「ロンドローブセレクション」と題して1999年から2003年に放送された人気テレビシリーズ10作品14タイトルを2006年12月22日から2007年3月にかけて、順次リリースをしていく。 今回発売されるのは『まほろまてぃっく』、『藍より青し』、『ちっちゃな雪使いシュガー』、『灰羽連盟』、『TEXHNOLYZE』などで、1クール作品が1つのBOX、2クール作品は2つのBOXに分けてそれぞれリリースされる。 これらの作品は放送終了後も根強い人気を誇るタイトルであることに加え、1BOXにつきいずれも12000円と手頃な値段になっている。消費者にとって値頃感を持って迎えらそうだ。 現在、メディアとしてのDVD市場は、既に次世代ディスクをにらんだ状況にある。バンダイビジュアルは目玉商品である『機動戦士ガンダム』を、12月にDVD BOXでテレビシリーズを発売することを発表し、好調な受注予約となっている。 このため、メーカー各社ともハードが十分に稼動している状況で過去のコンテンツを供給していきたい考えである。 従来、マニア層向けに作られた作品は、マーチャンダイジング展開が多く見込めないため深夜に放送されることが多く、出資金の回収には比較的単価の高いDVD販売に頼ってきた。最近はDVDの発売タイトル数の増加から、各社とも1タイトルあたりのDVDの売り上げが伸びずに苦戦している作品も多い。 GDHの『サムライ7』の廉価版をはじめとして、過去のコンテンツを低価格路線でリリースし、新規購入層の開拓を図るケースもある。今回の大きなリリースも、出資金の回収を早めたい企業の販売戦略として位置づけているだろう。/ジェネオン・エンタテイメント /BLOG ANIME PRESS
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