2003年にカートゥーンネットワークで放映の始まった『ティーン・タイタンズ』は、バットマンシリーズのロビンを始めDCコミックの若手ヒーローが多数登場する内容で、米国でもトップクラスの人気を誇る。 来年2月6日にDVDで発売されるこのシリーズ初の長編アニメーションが、『ティーン・タイタンズ トラブル・イン・東京:Teen Titans: Trouble in Tokyo』で、文字通りDCコミックの若手ヒーローが東京を舞台に活躍する。
『ティーン・タイタンズ』は新作の舞台が日本だという以外にも、日本人に特に意味のある作品である。なぜなら『ティーン・タイタンズ』は、日本のアニメスタイルに大きく影響を受けたとされているからだ。 これまでのカートゥーンのなかでリアルな絵柄で描かれることの多かったスーパーヒーロー達を、アニメ的にディフォルメした点などを日本アニメの影響と指摘する声は大きい。 さらに番組の主題歌を歌った日本人ユニットPuffyが人気を呼び、その後『Hi Hi Puffy Ami Yumi』の人気番組のキャラクターとして独立したのはよく知られた話である。