トトロブランドの乳幼児向け玩具が発売(10/9) | アニメ!アニメ!

トトロブランドの乳幼児向け玩具が発売(10/9)

 乳幼児向けの玩具事業を行うコンビは、スタジオジブリの人気アニメ『となりのトトロ』をテーマにした乳幼児向けの玩具シリーズを10月10日より発売した。
 発売されたのは0歳児から6ヶ月以上の子供に向けた布製玩具で、それぞれ『トトロ タグだいすき』、『トトロ 

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 乳幼児向けの玩具事業を行うコンビは、スタジオジブリの人気アニメ『となりのトトロ』をテーマにした乳幼児向けの玩具シリーズを10月10日より発売した。
 発売されたのは0歳児から6ヶ月以上の子供に向けた布製玩具で、それぞれ『トトロ タグだいすき』、『トトロ ポロリンチャイム』、『トトロ はじめてにぎにぎ』と名づけられている。

 コンビは育児を通した幸せな社会作りを目指す乳幼児向けの玩具や関連事業の企業と知られている。コンビによれば今回のコラボレーションは、スタジオジブリの良質のアニメ作品とその世界観を大切にす る姿勢が自社の考えが一致したである。また、環境問題にも熱心に取り組んでいる。
 こうした点は、スタジオジブリ側からみても、世界感を共有出来る企業として映ったのだろう。

 今回のトトロシリーズの商品コンセプトは「自然、天然、無垢、本物、優しさ、シンプル、安全、懐かしさ、忘れかけたもの」である。自然や本物といった言葉は、いかにもジブリらしさを感じさせる言葉である。
 同社の次回の発売では木製玩具を計画しており、今後も順次アイテムを増やして行く。将来的にはベビー用品全般に商品を展開し、5年後に年間5億円の売上高を目指す。

 スタジオジブリは『となりのトトロ』に限らず、『魔女の宅急便』や『天空の城ラピュタ』などの人気作品やキャラクターを多く抱えている。しかし、これまではキャラクター商品のライセンス展開はあまり多くなかった。
 そこには作品の世界観を大切に考える、スタジオジブリの意向が強く働いている。ライセンス商品の展開には、作品との世界観の共有や意味づけなど厳しい選別が働いているようだ。

 一方で、これまでには『紅の豚』のポルコのイメージした、大人のためのファッションブランドに「仕立屋GHIBLI」などの例がある。今回の乳幼児玩具のコラボレーションは、子供のためのアニメ、豊かな自然を感じるといったスタジオジブリのコンセプトとも一致した、新たなライセンス展開と言えるだろう。

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《animeanime》
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