21日から開催する東京国際映画祭のanimecs TIFF 2006特別企画として「短編アニメ野外上映会『NORABBITS‘ MINUTES』~伊藤有壱の世界~」が取り上げられる。 短編アニメーションは、日本ではクレイアニメーションなどのコマーシャルやテレビ番組内の小企画として観る機会は多いが、それ自体を取り上げることはあまり多くない。今回は、クレイアニメーションの第一人者として知られる伊藤有壱氏に焦点を当てることで、その多才な世界を紹介する。 伊藤有壱氏は制作会社I.TOONを拠点に、クレイアニメーションやCGアニメーションの制作を行っている。その作品はテレビ番組やCM、ミュージックビデオなど様々な分野に及んでいる。 今回、上映される作品は松竹系の映画館で上映前に紹介される『NORABBITS‘ MINUTES』のシーリーズの3話、NHKみんなうたから『グラスホッパー物語』、さらに平井堅さんのミュージッククリップ『キミはともだち』である。 それぞれ異なった媒体で紹介される作品は、短編アニメーションの可能性と広がりを示しているだろう。上映会の後には、伊藤有壱氏によるトークイベントも用意されている。 東京国際映画祭はコンペティションやフィルムトレードなどに重点を置いているため、アニメーション作品も含めて子供向けの企画はあまりない。 しかし、今回の「短編アニメ野外上映会」は、開催日が22日の日曜日の14時から。野外上映会ということもあり、休日に六本木ヒルズに訪れる親子連れが気軽に楽しめる企画になりそうだ。/東京国際映画祭 /animecs TIFF 2006 /短編アニメ野外上映会『NORABBITS‘ MINUTES』~伊藤有壱の世界~/I.TOON公式サイト /NORABBITS’MINUTES
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