6月16日からニューヨークで開催されるニューヨーク・アジア映画祭2006で、日本の3DCGアニメーションの傑作『スキージャンプ・ペア』シリーズが紹介される。ニューヨーク・アジア映画祭2006は、米国にアジア映画を広く紹介するイベントとして2002年から始まっており、その良質な作品選択に定評がある。 『スキージャンプ・ペア』は、もともとCGアニメーション作家真島理一郎氏が2002年に独力で制作した『スキージャンプ ラージヒル・ペア』が原点にある。その後、そのユニークなアイディアが大きな話題を呼び長編映画『スキージャンプ・ペア~Road to TORINO 2006~』を生みだした。今回上映されるのは、この長編アニメーション『Road to TORINO 2006』とその後の最新作『SKI JUMPING PAIRS 2007: FLYING TEST』である。 日本のインディーズアニメーションが生みだした人気作家が、日本の実写映画に混じって評価されることになりそうだ。