3月第1週映画興行ベスト5にアニメ3作品(3/8) | アニメ!アニメ!

3月第1週映画興行ベスト5にアニメ3作品(3/8)

 春休みの映画シーズンが始まった3月第1週末(3/4-3/5)の国内映画興収ランキングのベスト5に、劇場アニメ3作品がランクインした。興行1位こそディズニーの大作ファンタジー映画『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』だったが、2位に『ドラえもん のび太の恐竜200

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 春休みの映画シーズンが始まった3月第1週末(3/4-3/5)の国内映画興収ランキングのベスト5に、劇場アニメ3作品がランクインした。興行1位こそディズニーの大作ファンタジー映画『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』だったが、2位に『ドラえもん のび太の恐竜2006』、4位にワンピースのシリーズ7作目『ワンピースTHE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』、5位に3部作の完結編となる『機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛』が入っている。
 
 『ドラえもん』は、毎回30億円程度の興収を稼ぐ人気アニメだが、昨年はシリーズ一新のために劇場公開作品はなかった。今回2年ぶり、新しいキャラクターデザインということで話題性もあり、人気が衰える気配は見られない。
 『ワンピース』も人気が安定的した東映のアニメ作品で、今回は声優にSMAPの稲垣吾郎が登場することや、主題歌をNEWSが担当することが話題を呼んでいる。
 一年間で3本の劇場作品とハイペースで公開を続けた『Zガンダム』は、第1作、第2作が興収ランキング初登場3位で、今回は5位と順位を下げているが堅調な動きである。シリーズ完結ということで話題性も高い。しかし、『Zガンダム』については、ビジネス的により重要なのは劇場公開後のDVD発売と言っていいだろう。

 アニメやアニメーション作品が、あらたに興収ランキングに登場したのは昨年12月の『あらしのよるに』、『チキンリトル』、『ふたりはプリキュア Max Heart』の冬休みシーズン以来。
 学校休みに連動しているのは、この分野が子供をターゲットにしているからである。

 アニメ映画では、今週末3月11日には『かいけつゾロリ/ケロロ軍曹』の2本立てと『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』の公開が始まる。さらに、再来週3月18日には、アカデミー賞長編アニメーション作品賞を受賞した『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』の公開が注目される。
 さらに、少し時期は離れるが、4月15日には毎年多くの観客を集める『名探偵コナン』のシリーズ10周年記念作品とクレヨンしんちゃんの最新作が公開される。

 今週公開した3作品も含めて、しばらくアニメーション作品が映画興行を賑わしそうである。そして、その次にアニメ作品が映画興行で話題になるのは、『ポケットモンスター』、『ブレイブ・ストーリー』、『ゲド戦記』などの大型作品が出揃う7月になる。

/興行通信社の興収ランキング 

/ドラえもん のび太の恐竜2006公式サイト 
/ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵 
/機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛公式サイト 
/劇場版ケロロ軍曹/劇場版 かいけつゾロリ公式サイト 
/真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章公式サイト 
/名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 
/クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!
/ポケットモンスターAG ポケモンレンジャーと蒼海の王子 
/ブレイブ・ストーリー 
/ゲド戦記
《animeanime》
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