ロサンゼルスにあるロサンゼルス現代美術館(LAMOCA)とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ハマー美術館は、アメリカンコミックの巨匠15人の業績を振り返る大規模な回顧展『アメリカンコミックの巨匠たち:MASTERS OF AMERICAN COMICS』を今月20日より共同開催する。 展覧会では、20世紀において最も影響力のあるマスメディアであったコミックを芸術表現の視点から取り上げる。また、過去一世紀におけるアメリカンコミックの発展の歴史を振り返る。展覧会では『夢の王国のリトルニモ』のウィンザ・マッケイ、『ディックトレーシー』のチェスター・グールドなど15人の巨匠の原画を初めとする様々な資料500点が展示される。展示は1950年代までをハマー美術館で、1950年代以降をLAMOCAが担当することになる。