検索エンジンで検索された単語の検索数ランキングを発表しているライコス50が過去10年間の総合ランキング(英語)を発表した。この総合ランキングで日本アニメの『ドラゴンボール』が2位に、『ポケットモンスター』が3位にランクされ過去10年間のインターネットの世界における日本アニメの存在感の大きさをあらためて印象づけている。 また、1位は米国女優のパム・アンダーセンだった。近年は、マスメディアにほとんど姿を現さなくなった彼女の根強い人気に、ライコス50は彼女はウェッブ界の偶像だとしている。 アニメ、日本関係では他に『ファイナルファンタジー』が18位の『スターウォーズ』をかわして17位にランキングしており、さらに『セーラームーン』が31位になっている。近年上位にランクされていた『遊戯王』や『犬夜叉』は、ランキング入りをしていない。 検索エンジンだけでみれば、米国で最もヒットしたアニメが『ドラゴンボール』と『ポケットモンスター』の2作品であることが判る。さらに、ネット上では大ヒット作品の『ポケットモンスター』より『ドラゴンボール』のほうが注目されていたことになる。 検索ランキングには、数多くの一般名詞に混じって「ブリトニー・ピアース」や「ジェニファー・ロペス」といった個人名や「9月11日」、「ダイアナ妃」など社会的事件を示す固有名が上位にランクされている。そして、どちらかといえばマニア色が強い。(何しろ1位はパム・アンダーセンだ) 『ドラゴンボール』や『ポケモン』の人気もそうした延長線上にあると考えられる。しかし、米国のアニメーション関連では30位の『シンプソンズ』のみとなっており、日本アニメの人気が米国アニメーションの人気より深く濃いものであることを示しているだろう。/ライコス50 /ドラゴンボール公式サイト