8月5日付のタイム誌が最も魅力的な日本アニメベスト5とした小特集を組んでいる。ベスト5の作品は、映画作品で現在DVDが米国で入手可能な作品から選ばれており、これはタイムの読書が観たいと思ったときにすぐ観ることが出来ることを考慮したものである。選ばれたのは次の作品である。パーフェクトブルー (今敏監督 1997年)千と千尋の神隠し (宮崎駿監督 2001年)はだしのゲン (真崎守1983年)スチームボーイ (大友克洋監督 2004年)AKIRA (大友克洋監督 1988年) リチャード・コリス氏という記者のお薦めという趣旨の記事なので選者の好みも入っているのだが、個人的には微妙なラインナップである。今敏、宮崎駿、大友克洋と日本を代表するアニメ監督が入っているのは納得出来るが、ではなぜ押井守が入らないのかという単純な疑問が出て来る。大友作品を2作品入れてまで『攻殻機動隊』を削るべきなのだろうかと。そして、『はだしのゲン』といったおそらく日米両国でほとんど知られてない作品がベストにあがるというのも唐突感がある。おそらくリベラルなタイム誌の性格も反映しているだろう。 また、僕自身の好みだけから言えば『パーフェクトブルー』より『千年女優』、『千と千尋の神隠しより』より『天空の城ラピュタ』を押したいところだ。「日本アニメも結構面白いよ!」と一般の人に薦めた時に、いきなり『パーフェクトブルー』や『はだしのゲン』はきついのでないだろうか。おそらくこのリストベスト10であったなら、もっと普遍的なリストになったと思うのだが、5作品だけに絞ると個人の好みというのはなかなか隠せないものである。タイム誌の記事 /5 Top Anime Movies on DVD
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