(ボストン発-2026年8月27日) - エージェント型システムプラットフォームのリーダーであるOutSystems(本社:ポルトガル・リスボン、CEO:Woodson Martin)は、銀行・金融サービス向けに「Agentic Industry Solutions」ポートフォリオを拡充することを発表しました。これにより、金融機関は自社の商品、ポリシー、既存のシステムに柔軟に適応するガバナンスの利いたシステムを構築し、AIエージェント、顧客向けアプリケーション、決定論的ワークフローを統合することで、個人向け融資業務の刷新を支援します。
新製品のOutSystems Agentic Loan Applicationsは、既存システムの上位レイヤーに構築されます。銀行のポリシー、システム、依存関係といった業務上のコンテキストに基づいてAIエージェントを運用することで、すべての与信判断を金融機関の管理下に置いた状態で、業務の効率と精度を向上させます。
銀行はAIの導入を急速に進めていますが、実証実験の段階から、より大きな成果が期待されるカスタマージャーニーへと移行する中、AIへの投資を具体的なROIにつなげることが求められています。同時に、厳格な規制がある業界に不可欠なガバナンス、監査性、そして人的な監督を確保する必要があります。
一方、大半の融資プロセスは、いまだ冗長な申請書、手作業による文書収集、反復的なデータ入力、部門間で分断化した引き継ぎ業務が残されており、こうした非効率は、融資担当者の対応の遅れを招くだけでなく、顧客が申請を途中で断念するリスクも高まります。そのため金融機関は、消費者エクスペリエンスの向上と業務効率化によって成長を加速させるとともに、リスク管理部門やコンプライアンス部門にとって欠かせない、業務の再現性や監査性を確保するという課題に直面しています。
OutSystemsのチーフプロダクト&テクノロジーオフィサー(CPTO)であるLuis Blandoは、次のように述べています。「銀行にとって、孤立したエージェントはもはや不要です。求められているのは、実際のカスタマージャーニーを向上させ、リスク審査の要件にも対応できる、ガバナンスを備えたエージェント型システムです。OutSystemsが監査可能なワークフローにエージェントを組み込むことで、金融機関は孤立した実証実験から脱却して、業界の求める監視レベルを維持しつつ、複雑な融資プロセスでAIを活用できるようになります」
ガバナンスの利いたアプローチで個人向け融資エージェントを提供
OutSystems Agentic Loan Applicationsは、こうしたアプローチを具現化したものです。本製品はOutSystemsのエージェント型システムプラットフォームを基盤として構築されており、KeyBank、Paragon Bank、Axos Bankといった大手金融機関から、厳しい規制下での与信判断において信頼を寄せられています。
KeyBankのビジネス・テクノロジー担当役員のMike Reynolds氏は、次のように述べています。「希望的観測では、ガバナンス戦略は達成できません。AIの導入が加速する中、銀行に必要なのは、エージェント型ソリューションがどのように構築され、どのデータにアクセスし、どのように利用されているかという全体像の把握です。ガバナンスレイヤーの一元化を図ることで、規制のガードレールを遵守しつつ、イノベーションに必要な監視、監査、制御が可能になります」
Agentic Loan Applicationsは、モバイル/Webアプリケーション、データモデル、ガバナンスを備えたエージェント、決定論的ワークフローを組み合わせることで、大量の文書と手作業を伴う、融資判断に関わる業務で銀行を支援します。本製品の主な特長は以下の通りです。
● エージェント支援によるガイド付き申請プロセス:Agentic Loan Applicationsは、文書の取り込みと検証を行い、身元確認と制裁スクリーニングを実施し、申請書類一式をまとめ上げた上で、銀行の既存のローン組成システムと連携します。
● 本番稼働前にエージェントを評価:関連性、精度、個人識別情報(PII)の保護など、様々な評価基準を網羅した数十項目のエージェント評価に基づき、バンキングエージェントは厳格にテストされます。モデル、プロンプト、ツールを修正した場合は再テストが実施されるため、エージェントはガードレールを確実に遵守し続けることが可能です。
● コストと精度の両面から最適なモデルを選定:OutSystemsでは、Amazon Bedrockを通じて複数のモデルを評価した上で、コストを最大82%削減しつつ最適なパフォーマンスを発揮するモデルをあらかじめ選定しています。銀行はデータ制御を維持しつつ、自行の商品、ポリシー、既存のバンキングシステムに合わせた形でシステムを構成できます。
上記のアプローチは、OutSystemsのAgentic Industry Solutionsにおける広範な戦略を反映したものです。事前構築済みの業界別機能とOutSystemsの統合プラットフォームを組み合わせることで、組織は実際の業務プロセスでAIを活用できます。
OutSystems ForgeではOutSystems Banking Agent Kitの提供も行っており、開発者はOutSystemsプラットフォーム上で金融機関向けのアプリやエージェントを作成するためのコンポーネントを入手できます。
https://www.outsystems.com/forge/list?q=Banking&t=agent&o=most-popular&tr=False&oss=True&c=%20&a=&v=&hd=False&tn=&scat=forge
個人向け融資分野でOutSystemsが提供している、ガバナンスを備えたエージェントの活用に関する詳細は、https://www.outsystems.com/news/outsystems-agentic-systems-consumer-lending をご覧ください。
OutSystemsについて
OutSystemsは、エンタープライズ向けに構築されたエージェント型システムプラットフォームとして世界中の企業から信頼を得ています。OutSystemsを使用することで、ミッションクリティカルなアプリケーションやエージェントの迅速な構築、エージェント型システムによるレガシープロセスの刷新、複雑な規制環境下におけるAIポートフォリオ全体の管理など、すべてを統合プラットフォーム上で行えるようになります。
OutSystemsは、Gartner、IDC、Forresterといった評価機関からエンタープライズソフトウェア開発やエージェント型エンタープライズオーケストレーション分野のリーダーとして常に高く評価されており、G2のユーザー満足度調査では第1位を獲得しています。ビジネスリーダーやITエグゼクティブ、開発者がOutSystemsを採用し、信頼性とセキュリティを損なうことなく社内イノベーションを加速させています。
https://www.outsystems.com/news/outsystems-leader-2026-g2-grid-ai-agent-builders
https://www.outsystems.com/blog/posts/outsystems-g2-grid-customer-satisfaction
2001年に設立されたOutSystemsは、9,000万人を超えるエンドユーザー、600社以上のパートナー、そして75か国以上20業種以上にわたる数千社もの顧客からなるエコシステムを擁しています。詳細については、www.outsystems.comをご参照ください。


