ゲストを巻き込んだ「笑いのデトックス」が展開！ 「斉藤壮馬・石川界人のダメじゃないラジオ“ダメラジ健康センター”」２部レポート

文化放送インターネットラジオ「超！A&G＋」で好評配信中の『斉藤壮馬・石川界人のダメじゃないラジオ』。本番組のイベントが、2023年10月15日に埼玉・川口総合文化センター・リリア メインホールにて開催された。当日はパーソナリティの斉藤壮馬と石川界人のほか、ゲストに武内駿輔、鈴木崚汰を迎え、さまざまな企画で盛り上がった。本稿では、2部の模様をレポートする。

［取材・文：佐伯敦史］

開演前の影ナレーション（前説）を担当したのは、たびたび番組内で話題になる江口拓也。「番組に全然呼んでくれないんだよね」と文句を言いながらも、客席に向けて諸注意を面白おかしく説明した。

イベントが開演すると、まずは斉藤と石川が登場。今回は久しぶりに声を出せるということで、オーディエンスと一緒にハイテンションでイベントのタイトルコールを行なうと、場内から大きな拍手が上がった。本イベントのコンセプトは、埼玉某所にある、とある「健康センター」。番組中に「健康」が話題に上がることが多いということで、このコンセプトになったそう。ステージ上にはマッサージチェアや銭湯用のロッカーなど、リアルなセットが組まれていた。

その後、武内と鈴木が呼び込まれ、４人でフリートーク。楽屋ではゲスト同士でずっとしゃべりっぱなしで、その様子にパーソナリティの２人はずっと圧倒されていたそう。石川は「うまくしゃべることができるかどうか心配なくらい、会話のレベルが高い」、斉藤は「会話の中で固有名詞がどんどん出てくるのがすごい」と、ゲスト2人を称賛していた。

そんななか、「提示された10個の漢字からひとつ選び、その文字に関連したトークを繰り広げる」というコーナーが展開。「声優って難しいわ……と思った瞬間」というテーマでは、武内と鈴木が、斉藤と石川を褒め称える一幕も。2人謙遜しながらも、声優としての仕事の難しさを語り合っていた。

続いては、「世間声ダービー」コーナー。本コーナーは、４人の宣材写真をもとに、あるお題を世間（一般人）に出し、その順位を予想する、というもの。「スタッフのお子さん（３歳）が選んだ『優しそうなお兄さんランキング』」では、写真の写りや雰囲気から、全員が斉藤を「１位」と予想したものの、結果はなんと武内が１位に！　その後、お子さんが武内を選んだ理由が「（武内が）保育園の先生に似ているから」と判明すると、場内は爆笑に包まれたのだった。

続いてのコーナーは、「ゆったり たす散歩」。こちらも江口と同じく、番組でたびたび話題になる畠中祐が、ゆる～く街中をロケするという、前回のイベントから始まった映像コーナーだ。今回は東京・表参道にあるオーダーメイド枕ショップ「まくらぼ」に潜入。「番組で買ってもらえるから（笑）」と、お高めの素材を使って枕を制作する畠中の姿に、場内からは笑いが起こっていた。

また途中、「高級羽毛枕が66万円と聞いて、その値段について何に例えた？」（答え：初めて独り暮らししたアパートに１年住める値段）など、畠中のリアクションに関する問題が出題。彼らしい言動に、４人は振り回されっぱなしだった。

ここで、番組スタッフが「俺が元祖筋肉だ」と書かれたタスキを持ってステージに登場。筋トレマニアの石川が「パーソナルトレーナー」となり、ストレッチコーナーが展開され、客席を巻き込んで「ツイスト運動」で汗を流した。

本イベント最後のコーナーは「ミニ朗読劇」。前回イベントでは、天津向が脚本を担当した番組発のオリジナルドラマ『魔王軍の参謀さんと勇者パーティーの賢者さんが幼馴染みだったりする世界～ルームシェア1周年記念～』に関する物語が展開していた。しかし、今回は４人が「中の人」として出演し、面白おかしいやり取りが行なわれた。

「ミニ朗読劇」の舞台は10月12日、とある健康センター。斉藤、石川、武内は知り合いの鈴木がたまたまアルバイトとして健康センターで働いていたため、彼にお世話を頼むことに。翌日（10月13日）は石川の誕生日なのだが、斉藤と武内はそのことをすっかり忘れていた様子……。それを知った鈴木が機転を利かせ、クラッカーを用意。「いつ誕生日のことに触れてくれるのかな」とワクワクするそぶりを見せまくっていた石川を満足させ、難局を乗り切ったのだった。

なお途中、武内から３人に「モノマネを伝授してほしい」、同じく石川から３人に「僕のことを、とにかくほめて！」という無茶ぶりが飛び出す。振られたキャストは見事に要望に応え、客席は大いに盛り上がった。

朗読のあとはスタッフから石川にケーキがプレゼントされるサプライズも。温かい拍手に包まれるなか、イベントは終了した。