アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の新作映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が、11月17日に公開を迎える。このたび、鬼太郎誕生に関わる“鬼太郎の父たち”の密談シーンにも注目の、場面写真全9点が一挙にお披露目となった。
『ゲゲゲの鬼太郎』といえば55年にわたって愛されてきた、もはやカルチャーとなった国民的アニメだ。人々は子どもから大人まで、妖怪や怪奇に怯えながらも、鬼太郎とその仲間たちと友達になりたいと願ってきた。『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』はその原作者である水木しげるの生誕100周年記念作品として、かつての目玉おやじと水木の出会い、そして鬼太郎誕生へと続く2人の運命を描く映画となる。
このたび、TVシリーズ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のエピソード0ともいえるそんな本作より、不気味な場面写真の数々がお披露目となった。まず目を引くのは、主人公2人が座敷牢の柵越しに密談を行うシーンだ。鬼太郎の父（かつての目玉おやじ）は、行方不明になった妻を探すために恐怖の舞台となる哭倉村（なぐらむら）を訪れている。一方、自身の出世のため勤め先の血液銀行からの密命を背負った水木は、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族に近づくことになる。
“初めて語られる鬼太郎の父たちの物語”というコピーの通り、彼らは鬼太郎の誕生にどの様に関わっていくのだろうか。“父たち”というキーワードを探る上で、重要な場面であることを示唆するシーンとなりそうだ。
また、白髪の間からこちらを見つめている鬼太郎の父の顔に、鬼太郎の父を鬼気迫る表情で見ている水木、謎の薬瓶を手に持つ水木のカットも届いた。さらに、哭倉村で育ち、東京に憧れを持つ龍賀一族の龍賀沙代が水木を見て頬を赤らめる純真無垢な表情を収めたカットや、龍賀一族の長男・龍賀時麿の白塗りの顔のカットなども確認でき、他にも個性豊かなキャラクターも登場することがうかがえる。
そして、滅多に余所者の出入りがない哭倉村の様子が分かる、薄気味悪い場面写真も含まれている。禍々しい鳥居に目玉を咥えているカラス、謎の妖怪……。まだ物語の全貌は明かされていないが、絶対に覗いてはならない“呪われた村”の恐怖絵図の一端を垣間見ることができる。
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の新作映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は、11月17日に公開を迎える。水木しげる生誕100周年の記念すべき作品となる本作が描く鬼太郎の父たちの出会い、そしてTVシリーズ第6期の「鬼太郎の誕生」へと繋がる物語に注目だ。
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』作品概要
【公開表記】11月17日（金）公開
【原作】水木しげる
【キャスト】
関俊彦／木内秀信／種崎敦美／小林由美子／白鳥哲／飛田展男／中井和哉／沢海陽子／山路和弘／皆口裕子／釘宮理恵／石田彰／古川登志夫／沢城みゆき／庄司宇芽香 松風雅也／野沢雅子
【スタッフ】
監督：古賀豪／脚本：吉野弘幸／音楽：川井憲次／キャラクターデザイン：谷田部透湖
美術監督：市岡茉衣／色彩設計：横山さよ子／撮影監督：石山智之／製作担当：澤守洸 堀越圭文
【配給】東映
【制作】東映アニメーション
（C）映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
