「劇場版シティーハンター 天使の涙」主人公・冴羽獠から宿敵・海原神まで― 本作を彩るキャラたちを一挙紹介

『シティーハンター』シリーズの最新作『劇場版シティーハンター 天使の涙（エンジェルダスト）』が9月8日にロードショーとなる。このたび、本作の魅力的なキャラクターたちを紹介する場面写真が、アニメ！アニメ！独占で公開された。

『シティーハンター』は北条司が1985年に「週刊少年ジャンプ」で連載開始。原作の発行部数は全世界で5,000万部を超え、2019年公開の『劇場版シティーハンター ＜新宿プライベート・アイズ＞』は観客動員数100万人、興行収入15億円を超えるヒットを記録した。

最新作『劇場版シティーハンター 天使の涙』にも数多くのキャラクターが登場する。まず主人公・冴羽獠（さえば・りょう）は新宿を拠点とする裏社会ナンバーワンの始末屋（スイーパー）。愛銃のコルト・パイソン.357マグナムでワン・ホール・ショット（全弾を1発目と同じ穴に貫通させる技術）を決めてしまう超一流の腕の持ち主だ。

ただ異常なほどの“美女好き”で、相棒の槇村香（まきむらかおり）に100tハンマーでお仕置きされることもしばしば。ヒーローらしい一面と美女を前にデレデレするギャグな一面を兼ね備えた人物である。

ゲストキャラクターは、愛猫探しを依頼する謎の美女・アンジーと、暗殺者のピラルクーとエスパーダの3人。アンジーは海外で活動する動画制作者で、来日中に猫が逃げてしまったためシティーハンターに依頼する。裏社会に生きる獠と香に興味を持ち、猫探し中も隙あらば撮影をする謎の美女となっている。

ピラルクーとエスパーダは「ウェットワークス」と呼ばれる謎の暗殺チームに所属。ピラルクーは思慮深く落ち着いた性格でチームメイトを大切に思っており、暴走しがちなエスパーダをいつも気にかけている。2人のバトルシーンも見どころになるだろう。

本作の注目は冴羽獠の宿敵・海原神（かいばらしん）と、香の兄で獠の元パートナー・槇村秀幸が登場することだ。海原神は獠の育ての親でもあり、巨大犯罪シンジケート「ユニオン・テオーペ」の総帥にして長老（メイヨール）の異名を持つ。

予告編のラストは銃を構える海原のシーンで終わっており、今後の展開が気になるところ。槇村秀幸はすでに亡くなっているキャラクターで、その死の核心に迫るストーリーも描かれるようだ。
なお新キャラクター陣のキャストはアンジー役を沢城みゆき、ピラルクー役を関智一、エスパーダ役を木村昴、海原神役を堀内賢雄が務める。人気声優陣の共演にも話題が集まっている。

そのほか、かつて槇村秀幸とかつてコンビを組んでいた警視庁の敏腕刑事・野上冴子（のがみさえこ）、裏社会ではファルコンの名で知られている海坊主（うみぼうず）、その海坊主と喫茶キャッツアイを一緒に営む美樹（みき）。
怪盗「キャッツアイ」の来生瞳（きすぎひとみ）、来生泪（きすぎるい）、来生愛（きすぎあい）の美人三姉妹とお馴染みのキャラクターの姿も。9月8日の公開に向けて期待が膨らむ。

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