実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』のキャストと制作陣による映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、6月18日までの公開24日間で興行収入が10億円、動員が72万人を突破したことがわかった。NHK実写ドラマの映画化としては初めての快挙となる。
『岸辺露伴は動かない』は、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴が、編集者の泉京香（演：飯豊まりえ）とともに遭遇する奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう姿を描く実写ドラマだ。シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦のマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれた傑作スピンオフを原作としており、2020年12月に第1期（第1話～第3話）、2021年12月に第2期（第4話～第6話）、2022年12月に第3期（第7話～第8話）が放送されてきた。映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』では、美の殿堂・フランスのルーヴル美術館を舞台に展開される、荒木初となるフルカラーの読切で描かれた人気エピソードにして岸辺露伴最大の事件を、劇場長編映画として実写化している。
5月26日より公開中の本作だが、このたび6月18日までの公開24日間で興行収入が10億円、動員が72万人を突破したことが明らかになった。NHK実写ドラマの映画化としては初めての快挙となる大ヒットだ。初日から272スクリーンでの公開となった本作。6月16日・23日からスタートしている劇場や、今後セカンド上映が予定されている劇場を含めると、延べ300スクリーンでの上映となっている。ここまで前週対比平均で 60％、この週末も前週比65％と落ちの少ない興行が続く。
また、4週目となる6月16日からは、第4弾の入場者プレゼント「あのキャラクターのヘブンズ・ドアーが読めるカード」の配布が開始された。さらに渡辺一貴監督とスタッフによるティーチインイベントも都内にて3週連続で開催中で、1週目の6月8日は脚本家の小林靖子、2週目の15日は音楽を手掛けた菊地成孔とのティーチインを実施した。
いずれの回も発売開始からわずか1日程度でチケットが完売するなど期待値も高く、イベント内でも作品を深く知りたい熱いファンからの質問が飛び交うなど盛り上がっている。このイベントの3週目は22日にTOHOシネマズ日本橋にて、人物デザイン監修・衣裳デザインの柘植伊佐夫を迎えてティーチインが行われる予定だ。
このほか東京での盛り上がりを受けて、6月25日にTOHOシネマズ梅田、あべのアポロシネマ、ミッドランドスクエアシネマ、そして渡辺監督の地元・静岡のシネシティザードと4ヵ所でのティーチインイベントも決定している。今後も引き続き盛り上がりを見せそうだ。
【『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 興行成績】 ※日本映画製作者連盟データ
期間：5 月 26 日（金）～6 月 18 日（日）
★動員数：724,489 人 ★興行収入：1,013,233,310 円
【渡辺一貴監督×柘植伊佐夫（人物デザイン監修・衣裳デザイン）ティーチイン】
日時：6/22（木）
TOHOシネマズ 日本橋 18:30の回上映後
【大阪・名古屋・静岡ティーチイン】
日時：6/25（日）
【大阪】TOHOシネマズ 梅田 8:50の回上映後
【大阪】あべのアポロシネマ 11:20の回上映後
【名古屋】ミッドランドスクエアシネマ 14:35の回上映後
【静岡】シネシティザート 17:15の回上映後
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
■公開表記：大ヒット上映中！
■配給：アスミック・エース
（C）2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会（C）LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
