『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の第十話「恋柱・甘露寺蜜璃」が、2023年6月11日より放送された。憎珀天との戦闘の最中に描かれた、甘露寺蜜璃の回想シーンが見どころのひとつとなったこの回。蜜璃の父親役を野島健児、母親役を皆川純子が務めたことも注目を集めたほか、原作マンガでの描写を掘り下げた、伊黒小芭内とのアニメオリジナルシーンも話題となった。放送後、公式Twitterでは提供イラストが多数公開されている。
『鬼滅の刃』は、集英社「ジャンプコミックス」より刊行された単行本全23巻の累計発行部数が1億5000万部を突破した、吾峠呼世晴によるマンガだ。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すために「鬼殺隊」へと入隊し、鬼との戦いに身を投じる姿を描く。
アニメシリーズは2019年のTVアニメ『鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編』を皮切りに、2020年に劇場版『無限列車編』、2021年～2022年にTVアニメ『無限列車編』および『遊郭編』と展開してきた。2月公開の『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』を経て4月よりスタートしたTVアニメ『刀鍛冶の里編』では、霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃に再会した炭治郎たちの新たな戦いを描いてきた。
そんな本作の第十話「恋柱・甘露寺蜜璃」では、苦戦する炭治郎、禰豆子、玄弥のもとに駆けつけた甘露寺蜜璃が憎珀天との戦いを繰り広げる中で描かれた、その過去がうかがえる回想シーンが見どころのひとつとなった。
蜜璃が生来の特異体質に、年齢を重ねるにつれ悩んでいく場面では、野島健児演じる父親、皆川純子演じる母親が登場。そんな蜜璃が居場所を見つけた鬼殺隊入隊以降の場面では、原作マンガでわずかにあった「伊黒小芭内がくれた縞々の長い靴下」に関する描写が掘り下げられ、その際の伊黒との細かなやり取りがアニメオリジナルシーンで盛り込まれた。
放送後、作品公式Twitterではufotableの描き下ろしによる甘露寺蜜璃の新規キャラクターイラストをはじめ、前提供や後提供で使用されたイラストも多数公開されている。
次回、『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の最終回となる第十一話「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」は、放送枠を70分に拡大した特別放送としてオンエアされる。刀鍛冶の里での戦いはどんな結末を迎えるのか必見だ。
『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』
【最終回 放送枠拡大のお知らせ】
次回「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 最終回
特別放送＜放送枠を70分に拡大＞にて
第十一話 「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」
6月18日（日）夜11時15分より
全国フジテレビ系列にて放送
（C）吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable
