「すずめの戸締まり」5月27日をもって終映へ…“最後の戸締まり上映”スタート

新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が、2022年11月からの半年間にわたる超ロングランを経て、ついに2023年5月27日をもって終映を迎えることがわかった。これに向け、5月12日から27日までの期間で、「最後の戸締まり上映」と銘打った特別上映が行われる。

『すずめの戸締まり』は、『君の名は。』、『天気の子』に続く新海誠監督の3年ぶりとなる最新作だ。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く。
2022年11月11日にIMAX41館を含む全国420館にて公開を迎え、2023年4月26日までの公開167日間で、観客動員数は1095万人、興行収入は145.2億円を突破した。

その終映に向けてこのたび発表された「最後の戸締まり上映」では5月12日より、これまでの応援への感謝を込めた入場者プレゼントとして、全国40万名限定で映画公開後に発表された「おかえりなさいビジュアル」がデザインされた「感謝の戸締まりポストカード」の配布が決定した。裏面には新海監督からのメッセージも付く、ファンには見逃せないアイテムとなる。

そして同日5月12日から各映画館で上映される本編は、なんと今後発表される予定のBlu-ray、DVDのためにブラッシュアップされた映像となる。細部までリテイクされた特別版を、映画館の大スクリーンで先行体験できる非常に貴重な機会だ。

さらには、世界9か国・13都市でのワールドツアーを終えた新海監督による、日本各地区での舞台挨拶が実施されることも明らかになった。
終映日となる5月27日には、岩戸鈴芽役の原菜乃華、宗像草太役の松村北斗らメインキャストも登壇する、文字通りの「最後の戸締まり舞台挨拶」が全国で同時生中継される。

新海監督からは「この2か月ほどは海外でのプレミアを回っていましたが、終映にあたり日本の皆さまに今一度お礼を申しあげたく、国内でもいくつか舞台挨拶を行います。またお目にかかれることを、心待ちにしております」とのコメントが寄せられた。

新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』は現在公開中。2023年5月27日の終映に向け、5月12日から27日までの期間で「最後の戸締まり上映」が行われる。

＜以下、コメント全文掲載＞

【新海誠監督】

終映にあたって

映画のここまでのロングランを支えてくださった観客の皆さまに、心より感謝いたします。おかげさまで『すずめの戸締まり』はとても遠くまで届いた作品となりました。この映画の制作中は、「震災から12年後」も「コロナ後の世界」も、それが確かに訪れるとは確信が持てない遠い未来でした。それでも日々の生活は逞しくもしつこくも続き、すずめも（我々も）今も光の中をなんとか生きています。得難い奇跡です。

私はこの2か月ほどは海外でのプレミアを回っていましたが、終映にあたり日本の皆さまに今一度お礼を申しあげたく、国内でもいくつか舞台挨拶を行います。またお目にかかれることを、心待ちにしております。

（C）2022「すずめの戸締まり」製作委員会

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