『崩壊:スターレイル』ついにリリース! 情報密度の高い世界は一見の価値あり【リリース事前プレイレポ】 | アニメ!アニメ!

『崩壊:スターレイル』ついにリリース! 情報密度の高い世界は一見の価値あり【リリース事前プレイレポ】

遊べば遊ぶほど、没入感が高まる仕組みに感嘆します。

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HoYoverseが贈る新作RPG『崩壊:スターレイル』が4月26日にリリースされました。HoYoverse待望の新作とあって、待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。

本タイトルは『崩壊』シリーズ最新作であることに加え、『原神』ファンからも注目を集めている作品。前述の作品群で培われたであろう演出・ゲームシステムがコマンドバトルという形式によってさらに活かされています。



本記事では、そんな本作の先行プレイレポをお届け。早速『崩壊:スターレイル』に魅了されてしまった筆者が、ゲームシステムや物語について紹介していきます。

◆シンプルだからこそ頭を使うバトルシステム! 事前の戦法が勝利のカギ。

『崩壊:スターレイル』はターン制バトルを採用していて、かなり正統派RPGと言えるジャンルです。物語も主人公が空を渡る「星穹列車」の一員として様々な世界で起こる事件の解決を目指すというもので、とっつきやすくもワクワクする冒険譚を味わえます。

『崩壊』シリーズとあって「姫子」「ブローニャ」などの“シリーズおなじみキャラクター”も登場しますが、『崩壊3rd』などとの彼女たちとは別の存在。作品間の繋がりは非常に薄いので、本シリーズを知らない方でも始められます。

そんな本作のバトルシステムにおいて注目すべき点は、「コマンドバトルなのに、コマンド自体が非常に少ない」というシンプルさでしょう。

バトル中においてプレイヤーが選択できるコマンドは、単体攻撃およびキャラごとに設定された特殊攻撃、そして必殺技の3つのみ。他のコマンドバトル採用作品のように、何らかのスキルや魔法を細かく選択することはありません。

そのうえ、各キャラクターの必殺技はターンを無視して常時割り込み可能とあって、お互いの行動順などを意識したテンポ良いバトルが展開されていきます。複雑な操作が要求されず、直観的に遊びやすいゲームシステムです。

それでは戦略性が薄いのかというと、決してそうではありません。バトルそのものはシンプルでも、キャラクターごとに設定された「天賦」や装備品の数々から付与されるステータス変化が多岐にわたり、その相乗効果を狙わなければ勝つことが難しくなっているわけです。

つまり、戦闘前に戦法を練っておくタイプの戦闘システムとも言えます。「追い打ちが出来るキャラで、ひたすら連撃する」「必殺技を発動させていく」など、自分なりの戦法を見つけ出してバトルに臨んでいきましょう。

もちろん「自分なりの戦闘スタイル」として雑魚相手には通用していた戦法でも、手強いボスを相手にするときには、改めて考え直さねばならないことも多々あります。「新たなキャラが手に入ったから、こいつを活かす!」という楽しさもあるでしょう。事前準備の重要性が高いからこそ、上手く強敵を倒せた際の快感が強まっていきますね。

『崩壊:スターレイル』では、その奥深い戦略性をいかんなく発揮するローグライク的なコンテンツ「模擬宇宙」もプレイ可能。ここではランダムで発生するバフを組み合わせながらの戦闘シミュレーションを楽しめます。人によってはストーリーそっちのけでハマってしまう危険性もあるかもしれません!

シンプルなコマンドバトルだからこそ、“いざという時に誤魔化しがきかない”楽しさは『崩壊:スターレイル』のユニークなポイントと言えるでしょう。

◆物語の“密度”が想像以上……圧倒的物量の世界観がプレイヤーを飽きさせない。

同じHoYoverse作品ということで、オープンワールドアクション『原神』との違いが気になっている方も多いことでしょう。

『崩壊:スターレイル』では『原神』で馴染み深いシステムが導入されており、『原神』に触れたことがあるプレイヤーなら遊びやすくなっているのも確かです。さて、そんな『崩壊:スターレイル』と『原神』の大きな違いを上げるとするならば、オープンワールドであるか否か。広々としたマップを好きに歩き回ることのできる楽しみは何物にも代えがたく、「オープンワールドだから原神を遊んでいる」というゲーマーも少なくないかもしれません。

筆者の個人的な感触としては「『崩壊:スターレイル』の世界の広さは『原神』に負けていない」と感じます。というのも、「面積的な広さ」そのものはオープンワールドである『原神』の方が勝るでしょうが、『崩壊:スターレイル』はその分「情報の密度」が高いと感じています。

わかりやすく例を挙げるなら、フレーバーテキストが異様なまでに多いということ。ごみ箱や電柱それぞれに数通りのテキストが用意されている所から始まって、本当に至るところまで「テキスト尽くし」です。なにげなくホテルに置かれたアンケート用紙を調べれば、主人公がやたら乗り気になってレビュアー魂を発揮したセリフを出してみたり……。ちょっと笑えてしまうほどのテキスト量で、オープンワールドでなくても「プレイヤーが体験できる情報量」は凄まじいボリュームです。

本作は惑星間を巡り、「星神」「星核」などの宇宙に関わる謎に迫っていくという壮大な世界観を持っています。しかし、本作は表面的なノリは軽め。クスリと笑える展開を追っていくうちに気付いたらどっぷりハマっているという、魅力的なプレイフィールを備えています。

各惑星が抱えるシリアスな問題に、訳アリな過去を持つ仲間たち……。そんな重厚なストーリーの上で、主人公と仲間の「三月なのか」「丹恒」がひたすら楽しそうに冒険を繰り広げる姿はプレイヤーを飽きさせません。


『崩壊:スターレイル』はiOS/Android/PC(Epic Games Store)向けに配信中。PS版のリリースも予定されています。『原神』を遊んだことがある方はもちろん、ライトながらも遊びごたえのあるRPGを体験したい方は公式サイトもあわせてチェックしてみてください!


《高村 響》
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