![[“卒業式”アニメといえば？]ランキング1位～5位](/imgs/sq_sl/566874.jpg)
3月に入りました。いよいよ卒業式シーズンです。
アニメにとって卒業式は一大イベント。物語のクライマックスに置かれることも多く、卒業式のエピソードが人気のタイトルが数多く存在します。その中でアニメ！アニメ！読者の支持を集める作品は一体何なのでしょうか。
そこで今回は「“卒業式”アニメといえば？」と題した読者アンケートを実施しました。2月16日から2月23日までのアンケート期間中に1026人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約60パーセント、無回答が約5パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
■ファンの涙を誘う卒業式がランクイン！
第1位
1位は『暗殺教室』。支持率は約53パーセントでした。
（Ｃ）松井優征／集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
『暗殺教室』は「週刊少年ジャンプ」にて連載された学園マンガが原作で、2015年から2016年にかけてアニメ化されました。「担任の先生になった超生物・殺せんせーを、卒業までに暗殺しなければならない椚ヶ丘中学校3年E組の物語。殺せんせーの“殺せるといいですねぇ 卒業までに”というセリフでお馴染みです」や「第2期24話『卒業の時間』で、殺せんせーが最後の出欠を取り、一人一人の名前を呼ぶシーンはまさに名場面。殺せんせーと過ごした濃密な思い出が頭をよぎりました」と担任教師との交流が印象的。
「暗殺からの卒業、中学生からの卒業、E組の生徒としての卒業……。卒業式と一口に言っても、こんなに多くの意味を持って巣立っていく作品は『暗殺教室』だけだと思います」と個性的な生徒たちが立派に成長していく姿も記憶に残る理由となっています。
第2位
2位は『Angel Beats!』。支持率は約12パーセントでした。
『Angel Beats!』キービジュアル（C）VisualArt's/Key（C）VisualArt's/Key/Angel Beats! Project
本作は2010年4月から6月にかけて放送されたオリジナルTVアニメ。死後の世界を舞台にした学園ドラマで、読者からは「最終回の13話『Graduation』で描かれた5人だけの卒業式に感動！ 今まで一緒に戦って困難を乗り越えてきた仲間たちとの最後の行事は、涙無しには見られませんでした」や「卒業式で歌う『仰げば尊し』にクスリとさせられ、音無と日向の別れ際のハイタッチには涙……」「自分の人生を振り返って、受け入れて、そして前に進むために卒業する。“卒業式”アニメにこれほどピッタリなアニメは他にない！」との声が。普通の卒業式とは異なる、本作らしい別れの描写がファンの心を掴んでいます。
第3位
3位は『けいおん!!』。支持率は約5パーセントでした。
「けいおん！」（C）かきふらい・芳文社／桜高軽音部
『けいおん！』は「まんがタイムきらら」連載の4コママンガが原作。2009年から2010年にかけてTVアニメ化され、2011年には映画が公開されました。「TVアニメ第2期最終回のサブタイトルが『卒業式！』。卒業をする唯たちが、たった一人の後輩のために作った曲『天使にふれたよ』をプレゼントするシーンでいつも号泣してしまいます」「卒業式後の部室で、後輩の梓にゃんが“先輩方ご卒業おめでと……”で言葉を詰まらせて、寂しさのあまり“卒業しないでください”と本音を漏らすシーンにもらい泣き。先輩たちの演奏を聞いての梓にゃんの感想も『けいおん！』のフィナーレに相応しい！」と楽曲に触れた読者も多かったです。
■そのほかのコメントをご紹介！
『がっこうぐらし！』には「学園生活部の中で絆を深め合った4人が、顧問のめぐねえに感謝の言葉を贈るところで号泣。あんなに悲しい経験をしても、この学校での思い出を語って物語が終わることに感動しました」。
『ラブライブ！』には「穂乃果ちゃんが卒業式の送辞で『愛してるばんざーい！』を歌い、μ'sのメンバーと生徒全員の大合唱になる場面がジーンと沁みました。とても泣ける最終回だったのに、最後は“よーし！ みんな続け！”と校舎に走って戻ってしまうところもμ'sらしかった」。
(C)2013 プロジェクトラブライブ！
『おジャ魔女どれみ』には「最初は小学3年生でしたがシリーズが進むごとに学年が上がって6年生に。最終回の卒業式当日、みんなと分かれるのが悲しいどれみを、クラスメイトたちが励ますシーンが印象に残りました。あれからもう20年経っちゃったんですね……」。
『アイカツ！』には「いちごたちがスターライト学園を卒業し、それぞれが別の道へ進んでも仲間との絆は繋がっていることを描いた作品だから。クライマックスの卒業ライブで披露する『MY STARWAY』は作品の集大成とも言える曲です」と『アイカツ！ 10th STORY ～未来へのSTARWAY～』が公開中のタイトルにも投票がありました。
『おジャ魔女どれみ ドッカ～ン！』（C）東映 アニメーション
今回のアンケートでは最終回を卒業式で締めくくったタイトルが目立つ結果に。またアニメでは卒業式がまだ描かれていませんが、原作に卒業式の場面があるため、映像化に期待しているというコメントも届いています。
次ページのトップ20もお見逃しなく！
■ランキングトップ10
[“卒業式”アニメといえば？]
1位 『暗殺教室』
2位 『Angel Beats!』
3位 『けいおん!!』
4位 『ホリミヤ』
5位 『さくら荘のペットな彼女』
6位 『ラブライブ！』
7位 『がっこうぐらし！』
8位 『佐々木と宮野』
9位 『五等分の花嫁』
10位 『イナズマイレブン』
（回答期間：2023年2月16日～2月23日）
次ページ：ランキング20位まで公開
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
![[“卒業式”アニメといえば？]ランキング1位～5位](/imgs/thumb/566874.jpg)
