舞台「モノノ怪」主演は荒木宏文!アニメ版監督・中村健治も期待「舞台化はある意味、原点回帰に近いものがある」 | アニメ!アニメ!

舞台「モノノ怪」主演は荒木宏文!アニメ版監督・中村健治も期待「舞台化はある意味、原点回帰に近いものがある」

舞台『モノノ怪~化猫~』のキービジュアルやキャスト・スタッフ情報が明らかになった。チケットのオフィシャル先行販売もスタートし、2月の舞台を盛り上げていく。

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舞台『モノノ怪~化猫~』キービジュアル(C)舞台「モノノ怪」製作委員会
  • 舞台『モノノ怪~化猫~』キービジュアル(C)舞台「モノノ怪」製作委員会
  • 荒木宏文
  • 舞台『モノノ怪~化猫~』ロゴ(C)舞台「モノノ怪」製作委員会
舞台『モノノ怪~化猫~』のキービジュアルやキャスト・スタッフ情報が明らかになった。チケットのオフィシャル先行販売もスタートし、2月の舞台を盛り上げていく。


舞台『モノノ怪~化猫~』ロゴ
『モノノ怪』は2007年7月にTVシリーズとして放送。薬売りの男がモノノ怪に立ち向かう冒険譚で、スタイリッシュなキャラクターデザインに和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせた映像が話題を集めた作品だ。
2020年に行われたノイタミナ歴代70作品を対象とした投票企画「あなたが選ぶ思い出の3作品」(2005~09年度制作部門)ではトップになるなど、今も高い人気を集めている。

2022年5月13日には15周年を記念して劇場版の制作と舞台化が決定。舞台『モノノ怪~化猫~』では『モノノ怪』の原点である2006年放送のTVアニメ『怪 ~ayakashi~』の「化猫」を上演する。


舞台『モノノ怪~化猫~』キービジュアル
このたび舞台のキービジュアルが発表された。本作の主人公・薬売りが映し出されており、華美な衣装や大きな薬箱も再現。アニメからそのまま抜け出したかのような1枚となった。

キャスト・スタッフ情報も決定。主演の薬売り役は荒木宏文が演じる。荒木はミュージカル『刀剣乱舞 にっかり青江 単騎出陣』やムビ×ステ『漆黒天』に出演し、舞台『幽☆遊☆白書』で演出・出演をした経験を持つ。
このたびの出演決定に関して「アニメの世界観を大切に、舞台というアナログな表現だからこそ見せられる舞台ならではの幻想的表現を楽しんで頂けると幸いです」とメッセージを送った。

さらに『怪~ayakashi~』の「化猫」や『モノノ怪』の中村健治監督のコメントも公開。「アニメーションの映像言語がライブでフィジカルな魅力ある舞台言語へとどう翻訳されるのか、自分自身とても今ドキドキしています!」と期待を寄せている。
スタッフは演出はヨリコジュン、脚本は月森葵が担当。

舞台『モノノ怪~化猫~』は2023年2月4日から15日まで飛行船シアターにて行われる。

<以下、コメント全文掲載>


【薬売り役:荒木宏文】



この度、舞台「モノノ怪」で薬売りを演じさせて頂く事になり、とても嬉しく思っています。
この作品の色彩に心奪われ魅入ってしまった当時の事を今でも覚えています。
話は基本は静かで、だからこその緩急の振り幅に驚かされながらも、
幻想的、神秘的な世界観は、個人的には瞑想や禅に入る前の頭の中の景色に似ていて心地良い大切な作品です。
アニメ15周年のこのタイミングでの舞台化。アニメの世界観を大切に、
舞台というアナログな表現だからこそ見せられる舞台ならではの幻想的表現を楽しんで頂けると幸いです。
宜しくお願いします。

【TVシリーズ『怪 ~ayakashi~』「化猫」/『モノノ怪』監督:中村健治】
舞台化おめでとうございます!

少し昔話になるのですが「化猫」を最初に創ろうと準備していたときのことを思い出します。作品全体のビジュアルの方向性を決めるため、本物の浮世絵に触れようと美術館を巡ったり、原宿のビジュアル系バンド御用達アパレルショップでサイケな着物を物色したり、(あの薬売りの水色はそこで見つけました)コミケでコスプレイヤーさん達を見に行ったり、色々なものにインスパイヤされて傾奇者の「薬売り」のイメージが産まれました。

では演出技法はどうかと言うと、参考にした映画も具体的に数編あるのですが、実は舞台をひたすら観にいっていました。あの固定された空間が演出によって朝になり、過去に飛び、戦場にも、心のなかにもなるのがすごく不思議で色々なものを見立てて観客に想像してもらうところに刺激をとても受けました。そこからアニメーションの映像言語に落とし込んだ技法が「化猫」には沢山あります。

なので今回の舞台化はある意味先祖返りというか、原点回帰に近いものがあります。アニメーションの映像言語がライブでフィジカルな魅力ある舞台言語へとどう翻訳されるのか、自分自身とても今ドキドキしています!

幕開けがとても楽しみです!

舞台『モノノ怪~化猫~』
日時:2023年2月4日(土)~15日(水)
会場:飛行船シアター

[あらすじ]
「人の世ある限りモノノ怪あり」。
古より人の情念や怨念にあやかしが取りついたとき、モノノ怪となり人に災いをもたらす。
このモノノ怪を斬ることができるのはこの世で唯一退魔の剣。それを使い諸国を巡りモノノ怪を斬る薬売りの男がいる。
人の心を救いながら薬売りは旅を続ける。

[スタッフ・キャスト]
演出:ヨリコジュン
脚本:月森葵
出演:荒木宏文
岡田夢以 大平峻也 大重わたる 水原ゆき 伊藤裕一 白又 敦 西 洋亮
遠藤拓海 伊藤わこ 高山猛久 新原ミナミ 中村哲人 波多野比奈
川村理沙/肥田野好美/大橋美優/鈴木彩海(G-Rockets)

美術:乘峯雅寛 技術監督:寅川英司 舞台監督:松澤紀昭 音響:SING_O_WORLD 照明:大波多秀起
映像:ヨリコジュン 小道具:平野雅史 衣裳:瓢子ちあき ヘアメイク:新妻佑子 ネイル:杤尾萌歌
HP:遠藤嘉人(EAST END CREATIVE)
宣伝デザイン:羽尾万里子(Mujina:art) 宣伝写真:渡邉和弘
演出助手:竹内貴香
制作:赤堀一美/ 原美幸/ 來生藍 制作協力:上野志津華(KURAN)
プロデューサー:下浦貴敬

主催:ツインエンジン/Office ENDLESS
制作:Office ENDLESS

(C)舞台「モノノ怪」製作委員会
《高橋克則》
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