TVアニメ第2期が2023年7月より放送される『呪術廻戦』が、2022年12月17日開催の「ジャンプフェスタ2023」内ジャンプスーパーステージにてイベントステージを行った。会場には虎杖悠仁役の榎木淳弥、五条悟役の中村悠一、真人役の島崎信長が登壇した。
ステージはこの日のために用意された、コミックの原画と撮りおろしのボイスを収録したムービー「幕張事変」からスタートした。会場全体に帳が降ろされ、観客が閉じ込められてしまうという中、事前に観客に呪具として配られた光るリング（ジャンフェスリング）が反応し、光の色が変化する。すると、特級呪霊の真人がスクリーンに姿を現し、虎杖、五条ら呪術師たちが、観客の呪力とあわせてそれに対抗するというパフォーマンスが行われた。映像と光がシンクロした、一体感あふれる演出でステージが幕を開けた。
続いて、本日のゲストとなる虎杖悠仁役の榎木淳弥、五条悟役の中村悠一、真人役の島崎信長がステージに登場。先ほど披露された「幕張事変」について、「楽しかった」「ワクワクした！」「みんなの力を集めて闘うところがジャンプ作品らしい！」などと興奮気味に感想を交えながら、トークが始まった。
まずは「待望のTVアニメ第2期 ちょっとだけ予習SP」と称し、設定画を使用した「懐玉・玉折」キャラクター紹介ムービーが公開されるなど、第2期の新情報が発表された。呪術高専時代の五条、夏油、家入や、初公開となる天内理子、伏黒甚爾の設定画がお披露目となり、これを「サングラス姿でイキってる」「夏油の制服のパンツのボリュームがすごい」などと冗談を交えながら紹介。第2期の最新情報に、会場が大いに盛り上がった。
第2期で描かれる「懐玉・玉折」については、原作を読んでの感想を聞かれた中村が「五条と夏油がどんな風に仲が良かったのか、2人の関係性が物語の大きなポイントになると思います」とコメントする。また、本作の作品の魅力について改めて尋ねられると、キャスト陣から「ケレン味があり、メリハリや緩急のギャップがあるのがハマる魅力」などの感想が語られた。
そして「懐玉・玉折」に続く「渋谷事変」についても触れられ、コミックス20巻の発売記念プロモーションとして、東京・渋谷の13の屋外ビジョンで展開した圧巻の広告ジャックの様子が紹介された。これは渋谷の街中のビジョンが『呪術廻戦』の映像でジャックされたもので、ナレーションを担当した榎木は、自身の声が渋谷の街一帯に響くという貴重な経験をしたと述べた。
さらに、「渋谷事変」で再び登場するであろう真人について、第1期第12話「いつかの君へ」で見せた虎杖と真人、順平の壮絶なシーンがスクリーンに映し出され、映像を見ながら、榎木と島崎がアフレコ時を振り返る場面もあった。津田健次郎演じる七海も登場し、虎杖と一緒に真人に挑むシーンについては「バトルを演じるのがとても楽しかった！」と2人で頷きあい、苦労がありつつも壮絶な戦闘シーンを演じる楽しさが語られた。
続く「ジャンフェスリングを光らせろ！みんなで呪術体験」のコーナーでは、コミックスの原画にあわせ、キャスト陣が迫力のキャラクターボイスで技名を叫んだ。シーンにあわせて様々な色に輝くリングが、会場を大いに盛り上げた。
ステージではこのほか、現在「週刊少年ジャンプ」本誌で連載中の原作コミックについての疑問をぶつける、“劇的展開『死滅回游』 疑問直撃芥見先生！”も行われた。「死滅回游」の様々な謎にクイズ形式で答えていくコーナーが展開し、登場する個性的なキャラクターの発想のきっかけや裏話など、原作者の芥見下々から貴重な回答が飛び出した。コミック、アニメと様々な情報が公開された本ステージの最後には、芥見より届いた感謝のメッセージが紹介され、続いて登壇者からもメッセージが贈られた。
榎木は「来年7月からの第2期の放送を楽しみにしていてください。1期の時のようにハードなシーンが続く、とても熱い作品になると思います！」とあいさつ。中村は「第2期の発表ができたことを嬉しく思っています。五条と夏油の過去が、どのように現在に繋がっていくのかが物語のポイントです。楽しみに待っていてください」とコメントし、島崎は「とても楽しかったです！会場との一体感が感じられました。第2期もきっとすごいことになると思いますので、放送を楽しみにしていてください」と呼びかけた。
TVアニメ『呪術廻戦』の第2期は、2023年7月よりMBS/TBS系列の全国28局にて放送される。また、『劇場版 呪術廻戦 0』は、2022年12月24日よりPrime Videoにて独占配信がスタートする。
日時：2022年12月17日（土）
登壇：榎木淳弥（虎杖悠仁役）、中村悠一（五条 悟役）、島崎信長（真人役）
会場：幕張メッセ／「ジャンプフェスタ2023」スーパーステージ
（C）芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会
