『マジンガーZ』シリーズの第3弾『UFO ロボ グレンダイザー』が、2023 年の現代に新たなコンテンツとして甦る「プロジェクト G」。このたび、この「プロジェクト G」の発表記念イベントが行われた、サウジアラビアの首都リアドの模様が届いた。
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『UFO ロボ グレンダイザー』は 1975年に連載が開始された、乗り込み型ロボットの祖・永井豪が描く『マジンガーZ』、『グレートマジンガー』に続くマジンガーシリーズの第3弾だ。同年にTVアニメの放送も開始され、異星人のデューク・フリードが巨大ロボットのグレンダイザーに乗り込み、迫り来る悪と戦う痛快活劇を老若男女幅広い世代が支持した。
『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』と同様、欧州、中東、南米など世界各地でも人気を博し、フランスでは視聴率100%という驚異的な数字を記録。「グレンダイザーが放送されると街から人が消える」と言われるほど国民的な人気を誇った。現在でも個展が開かれるなど、長きにわたり多くの人々に愛されている作品だ。
先日の永井豪によるプロジェクト発表に、日本のSNSでは「凄い!まだ何だか詳しい事は分からないけど、御大自らが指揮をされるのならば間違いは無し!」「ついにグレンダイザーが注目される番が来たか」「絶対観るし何でも買うぞ!!」などの大きな反響が寄せられている本作。発表記念イベントは、サウジアラビアの首都リヤドでも大々的に行われ、このたびその熱狂の模様が届いた。
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駆けつけた大勢のファンは公開された特別映像を熱心に見つめると同時に、この瞬間を逃すまいと一斉に携帯をとりだし撮影していた。
この世界的な熱量に、日本との共同制作および、同作や日本コンテンツの世界ビジネス展開を手掛ける、サウジアラビアのマンガプロダクションズ最高経営責任者のブカーリ・イサムは「グレンダイザーはサウジや欧州ではとても人気で、いまだに多くのファンを持っている大人気のコンテンツ。グレンダイザーのコンテンツが再び動き出すこのプロジェクトにサウジを初め世界が熱狂しています。そんなコンテンツにマンガプロダクションズがビジネスパートナーとして協力することができ本当に嬉しいです。いまから完成が楽しみでなりません」とコメントしている。
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『UFO ロボ グレンダイザー』が新たなコンテンツとして甦る「プロジェクト G」は、2023年に全容が発表される。今後の続報を楽しみに待ちたい。
2023 年解禁
製作総指揮:永井豪
(C)Go Nagai/Dynamic Planning(C)Dynamic Planning・TOEI ANIMATION