声優・楠木ともり、初のツアー「SINK⇄FLOAT」を完走! 最終公演の名古屋会場をオフィシャルレポート | アニメ!アニメ!

声優・楠木ともり、初のツアー「SINK⇄FLOAT」を完走! 最終公演の名古屋会場をオフィシャルレポート

シンガーソングライターとしても活動する声優・楠木ともりの初ツアー「Tomori Kusunoki Zepp TOUR 2022『SINK⇄FLOAT』」最終公演が、2022年8月21日にZepp Nagoyaにて開催。本記事で公式レポートをお届けする。

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「Tomori Kusunoki Zepp TOUR 2022『SINK⇄FLOAT』」の様子
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『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』優木せつ菜役や『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』レン役などで知られ、シンガーソングライターとしても活動する声優・楠木ともりの初ツアー「Tomori Kusunoki Zepp TOUR 2022『SINK⇄FLOAT』」最終公演が、2022年8月21日にZepp Nagoyaにて開催。本記事で公式レポートをお届けする。


楠木ともり

「Tomori Kusunoki Zepp TOUR 2022『SINK⇄FLOAT』」は、7月31日に大阪からスタートし、福岡、東京の各Zepp会場をまわって名古屋にて千秋楽を迎えた。

名古屋での最終公演は、ステージ前方に紗幕がかかった状態で開演。暗闇の中、紗幕に映し出される月や星の背後に登場した楠木とバンドメンバーは、そのまま「sketchbook」からライブがスタートする。
ギターとピアノを軸にしたアレンジが施された同曲を、楠木は透明感のある歌声で表現。紗幕の夜空は曲が進むにつれてどんどんしらばんでいき、エンディングで夜明けを迎える。
このタイミングに紗幕が落とされると、続く「僕の見る世界、君の見る世界」で会場の空気が一変。静と動のコントラストが見事な演出に、頭2曲で完全に心を鷲掴みにされる。

以降もシンプルなバンド編成の特徴を活かしたダイナミックな演奏で楠木の楽曲がMCを挟まずに一気に、次々に繰り出される。「ロマンロン」から始まり、「Forced Shutdown」は照明演出の効果も相待ってよりカオティックに進化。「山荷葉」「もうひとくち」といった最新EP『遣らずの雨』収録曲も、バンドならではの魅力が活かされた味付けで生まれ変わり、観る者に新たな刺激を与えてくれた。
一方、同EPタイトル曲「遣らずの雨」では密度の高い演奏が独特の閉塞感を作り上げ、その中で緩急に富んだ楠木のボーカルが生命力の強さを提示。まさに本ライブのクライマックスにふさわしい名演だ。

アンコールでは、同じく最新EPに収録された新曲「alive」を通して、このライブ、今回のツアーを通して出会った人たちへ感謝の気持ちを届けていく。
そして、ラストナンバーは、8月19日のメジャーデビュー2周年を迎えたこのタイミングで披露するメジャーデビュー曲「ハミダシモノ」。ピアノ伴奏のみでスローテンポにアレンジされた序盤では、消え入りそうなほど切なげな歌声を聴かせたかと思えば、その後バンド演奏が加わるとパワフルさやエモーショナルさが一気に向上するなど、シンガーとしての成長をストレートに伝えて、初のツアー最終公演を見事に走り抜けた。



ライブの最後には、初のホールツアーの開催が発表に。大阪公演を12月10日に「NHK大阪ホール」にて、名古屋公演を12月16日に「日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール」にて、そしてファイナルとなる東京公演を楠木ともりの誕生日当日である12月22日に「昭和女子大学 人見記念講堂」にて開催。12月22日の東京公演は有料生配信も予定されている。
また、「Tomori Kusunoki Zepp TOUR 2022『SINK⇄FLOAT』」の映像化も決定。ライブ本編に加えて、大阪・福岡・東京・名古屋の全公演のメイキング映像を収録し、12月7日に発売する予定だ。

遣らずの雨 (初回生産限定盤A)
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)


Kusunoki Tomori Birthday Live 2021『Reunion of Sparks』
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《林洋平》
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