「パラライ」2023年のTVアニメ化も発表!梶原岳人、花江夏樹、諏訪部順一ら出演の2ndライブレポ | アニメ!アニメ!

「パラライ」2023年のTVアニメ化も発表!梶原岳人、花江夏樹、諏訪部順一ら出演の2ndライブレポ

HIPHOPメディアミックスプロジェクトの『パラライ』こと『Paradox Live(パラドックスライブ)』が、2ndリアルライブ「Paradox Live Dope Show -2022.5.28 PACIFICO Yokohama National Convention Hall-」を開催。夜公演で2023年のTVアニメ化も発表された。

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「Paradox Live Dope Show-2022.5.28 PACIFICO Yokohama National Convention Hall-」ライブビジュアル(C)Paradox Live2022
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  • 「Paradox Live Dope Show-2022.5.28 PACIFICO Yokohama National Convention Hall-」公式写真(C)Paradox Live2022
  • 『Paradox Live』TVアニメ化決定記念イラスト(C)Paradox Live2022
  • 「Paradox Live Dope Show-2022.5.28 PACIFICO Yokohama National Convention Hall-」公式写真(C)Paradox Live2022
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HIPHOPメディアミックスプロジェクトの『パラライ』こと『Paradox Live(パラドックスライブ)』が、2022年5月28日にパシフィコ横浜・国立大ホールにて2ndリアルライブ「Paradox Live Dope Show -2022.5.28 PACIFICO Yokohama National Convention Hall-」を開催した。
梶原岳人、花江夏樹、諏訪部順一ら総勢26名のキャストが大集結し、チケット即完を記録した熱狂のライブは夜公演で2023年のTVアニメ化も発表され、大盛況の中で幕を閉じた。

『Paradox Live』は近未来を舞台に、それぞれの音楽ジャンルでトップを走る各HIPHOPチームのキャラクターたちが自らの音楽でNo.1を獲るためにステージバトルに挑む姿を描くHIPHOPメディアミックスプロジェクト。
2019年に始動し、CDリリースやライブ、舞台を中心に様々な展開を繰り広げている。2021年の初ライブから約1年を経て、2度目となるライブはパシフィコ横浜という大舞台での開催となった。

この1年は作品としても大きな進化を遂げており、2021年11月からは4組の新チームが加入。全9チーム・総勢29名が参加する一大プロジェクトとして新たな展開をむかえると、3月30日にリリースされた最新アルバムは4月11日付のオリコンウィークリーで10位にランクインを果たした。公式YouTubeチャンネルの登録者数も31万人を突破するなど、勢いは加速するばかりだ。

そんな、大きな注目を集める中で開催を迎えた本公演には、総勢26名のキャストが大集結した。チケットは即完売を記録し、「mahocast(マホキャスト)」での生配信、アニマックスでの生放送を通して、多くのファンが見守った。

■昼公演

昼公演は、開幕のアタック映像が流れるやいなや、会場のファンは即座にスタンディング&ペンライトを掲げ、一気にライブムードが高まる。オープニングを飾ったのは、結束の固いギャング5人組ユニット「悪漢奴等」(近藤孝行、志麻、土岐隼一、畠中祐、矢野奨吾)だ。3月30日に発売した最新曲「TURN IT UP!!!!!! -悪漢SOUL FEVER-」、悪漢奴等の始まりの楽曲「BAD BOYZ-悪漢奴等Underground-」を立て続けに披露。会場のボルテージは一気に上昇し、ペンライトが大きく揺く。
まさに“お祭り”にふさわしい開幕を飾ると、続いては気高き孤高の実力派ユニット「The Cat's Whiskers」 (竹内良太、林勇、花江夏樹、寺島惇太)が登場する。最新曲「Ride Out」、「4REAL」を念願のフルメンバーで熱唱し、複雑なリズムを乗りこなし畳み掛けるテクニカルなラップに、会場からも大きな拍手が送られた。

悪漢奴等【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】

ステージが燃えるようなレッドのライティングに包まれると、次に登場したのは個性派揃いの新世代3人組ユニット「BAE(梶原岳人、96猫)」だった。最新曲「W△vin' FL△g」、「AmBitious!!!」を、日本語と英語を織り交ぜた巧みなラップで観客を魅了する。
余韻が途切れることなく、次は社会を憂うスラム出身ダウナー系双子ユニット「cozmez」 (小林裕介、豊永利行)のステージへ。前回のステージバトル優勝チームにふさわしい堂々としたパフォーマンスで「Better Dayz」「Where they at」を披露し、まるで本物の双子さながらにシンクロする2人の姿に観客も釘付けになった。

cozmez【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】

前半4チームのパフォーマンスが終了したところで、MCパートへ突入する。今回が初出演となる花江夏樹が、摩訶不思議なラッパー・リュウさながらにロボットのようなトリッキーな動きをしながら挨拶をする姿や、豊永利行(cozmez)が「どうも、前回の覇者です」と挨拶をはじめすかさずフォローをいれる小林の姿などに、会場からは思わず笑いも生まれる。前回はステージバトルの結果発表がライブで行われたが、今回は純粋にライブのみを届ける公演ということで、キャストもリラックスした和やかな様子を見せた。

ここからはついに、昨年より参戦したばかりの新チームが初登場した。トップを飾ったのは、崖っぷちからの再起を誓う4人組アイドルユニット・VISTY(中島ヨシキ、伊東歌詞太郎、住谷哲栄)だ。初のお披露目となった衣装でステージに立ち、ステラ(ファン)に寄り添うような楽曲「For my Stella」では、ファンと一体になり、王道アイドルさながらのポップな振付を披露。VISTYのトレードマークとも言える“ハート”のポーズで曲を終えると、雰囲気がガラッとかわり、一気に重厚でゴシックなムードになった。

VISTY【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】

荘厳な風格で登場したのは、抗うもの全てを屈服させる財閥主従ユニット・AMPRULE(井上麻里奈、置鮎龍太郎)だ。「Do as I say」で、井上から一歩ひいた立ち位置で歌唱する置鮎の姿は、燕東夏と白忠成の関係性そのもの。2人の世界観に引き込まれたかと思うと、激しいギターリフと体に響くベース音とともに、監獄からやってきたアウトロー4人組ユニット・獄Luck (バトリ勝悟、立花慎之介、小林千晃)が現れる。アップテンポかつ攻撃的なラップが魅力の「STRONGER」で、会場のボルテージをさらにあげていった。

獄Luck【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】

新チームのラストは、圧倒的天才が率いる正体不明の3人組ユニット・1Nm8(天月、北村諒、千葉翔也)が飾った。真っ白な衣装に身を包んだ3人は、「Break Outta Here」で高難易度のラップを披露。1Nm8は「幻影ライブを終わらせる」ことを目的とし、他チームとは志がことなるユニットだ。他チームとは一線を博す彼らは、リアルライブでも高い歌唱力と唯一無二のオーラを放ち、登場から一瞬で独自の世界へと聴衆を導いた。

全8チームが集合したMCパートでは、新チームを見守る舞台裏のこぼれ話も飛び出した。悪漢奴等が獄Luckに対して、「獄Luck……パフォーマンスやべぇな」と思わずコメントしながら見守るなど、7月から開幕する次なるステージバトルの対戦チームを意識する姿も見られ、新チームの初出演とは思えないハイクオリティのパフォーマンスに、キャスト陣も大盛り上がり。それぞれ1曲のみのパフォーマンスの中、しっかりと観客の心に爪痕を残し、ラストスパートへ向かう。

BAE【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】

「Takin' Over/cozmez (小林裕介、豊永利行)」、「Life Is Beautiful/The Cat's Whiskers(竹内良太、林勇、花江夏樹、寺島惇太)」、「ROWDIEZ -悪漢奴等 Wanted Vibes-/悪漢奴等(近藤孝行、志麻、土岐隼一、畠中祐、矢野奨吾)」、「F△Bulous/BAE(梶原岳人、96猫)の4曲が間髪入れずに披露され、最後は4チームがフル出演する「Rap Guerrilla -Paradox Live All ARTISTS-」を熱唱。ソロバースではライブならではのアレンジを織り交ぜ、それぞれの音楽でぶつかり合い、最高のボルテージで昼公演は幕を閉じた。

■夜公演

夜公演は、満を持しての登場となる伝説のユニット・武雷管(小野賢章、諏訪部順一)に大きな注目が集まっていたが、なんと昼公演に披露した楽曲に加え、1夜限りのスペシャルサプライズとして、チームの垣根をこえたシャッフルプロジェクト“ Shuffle Team Show ”が披露された。
会場が大歓喜につつまれると、登場したのは、BAEとThe Cat's Whiskers、異なる音楽性を持つチームのメンバーがタッグを組んだ「New & Classic」(梶原岳人、竹内良太、林勇)だ。シャッフルだからこその新鮮なパフォーマンスに、客席のペンライトも大きく揺れ動く。

続いては、ボイスドラマで過去エピソードが描かれた2人による「屋上のトモダチ」(寺島惇太、豊永利行)。「Rooftop」の情感的なポエトリーラップで観客を魅了すると、息つくまもなく、ド派手なホーンのイントロが鳴り響いた。登場したのは、悪漢奴等・カシラの運営する“CLUB CANDY”で働く、チームCLUB CANDY(96猫、近藤孝行、志麻、畠中祐)による「ギラギラCANDY NIGHT」だ。まるで夜の街の豪華絢爛な喧噪のように、1フレーズごとに4人が目まぐるしい速さで掛け合う、まさに“ギラギラ”なパーティチューンに会場の熱量はさらに上昇していった。
その勢いが途切れることなく登場したのは、SUZAKU & KANATA(梶原岳人、小林裕介)だ。お互いをあおりあうビーフとアンサーさながら、まさにラップバトルなアツいパフォーマンスで観客を魅了した。

サプライズで披露された“Shuffle Team Show”について、志麻は「ボイスドラマでしか描かれなかった“CLUB CANDY”が歌でも表現できて嬉しかった」とコメント。そのほかのキャストも、今回のシャッフル企画について念願の様子で歓喜の思いを語った。
そして土岐隼一が「後半も盛り上がっていきましょう!」と呼びかけると、昼の部と同じく4チーム、それぞれの代名詞とも言えるような楽曲を次々と披露していった。

武雷管【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】

全17曲が歌唱されると、会場には地響きのような音が鳴り響いた。雷が落ちる衝撃音とともにステージに現れたのは、伝説のユニット・武雷管(小野賢章、諏訪部順一)だ。満を持して降臨した2人は、「BURAIKAN is Back」を王者の風格で堂々と披露。曲中では、小野が「オマエラ 全員調子どうだ」と挑戦的に観客へとなげかけると、会場ではペンライトを大きく振って熱狂する。煌びやかな衣装と輝くミラーボールが会場を照らす中、圧倒的な貫禄でパフォーマンスを終えた。

夜公演のラストを飾ったのも「Rap Guerrilla -Paradox Live All ARTISTS-」だった。昼・夜で出演者のみならず、セットリストも変えるという嬉しいサプライズもありながら、夜公演も盛況のうちに幕を閉じた。……かと思いきや、モニターには特報映像が流れだす。
ここでなんと、202年に待望のアニメ化が決定したことが発表され、思わずこぼれた歓喜の声とともに、会場は鳴り止まない拍手に包まれた。アニメではいったいどんなストーリーが描かれるのか、まだまだ進化がとまらない『Paradox Live』の“Dope”な世界にますます注目だ。

なお、「Paradox Live Dope Show-2022.5.28 PACIFICO Yokohama National Convention Hall-」は昼・夜ともに6月5日までアーカイブ配信を実施中。また10月28日には、昼・夜の両公演を収録したLIVE Blu-rayも発売される。

「Paradox Live Dope Show-2022.5.28 PACIFICO Yokohama National Convention Hall-」
◆日時
2022年5月28日(土) 昼公演 開演:14:00 夜公演 開演:19:00
◆会場
パシフィコ横浜 国立大ホール ※生配信/アニマックス生放送有※
◆出演
《昼公演》
【BAE】梶原岳人、96猫
【The Cat’s Whiskers】竹内良太、林勇、花江夏樹、寺島惇太
【cozmez】小林裕介、豊永利行
【悪漢奴等】近藤孝行、志麻、土岐隼一、畠中祐、矢野奨吾
【VISTY】中島ヨシキ、伊東歌詞太郎、住谷哲栄
【AMPRULE】井上麻里奈、置鮎龍太郎
【1Nm8】天月、北村諒、千葉翔也
【獄Luck】バトリ勝悟、立花慎之介、小林千晃
《夜公演》
【BAE】梶原岳人、96猫
【The Cat’s Whiskers】竹内良太、林勇、花江夏樹、寺島惇太
【cozmez】小林裕介、豊永利行
【悪漢奴等】近藤孝行、志麻、土岐隼一、畠中祐、矢野奨吾
【武雷管】小野賢章、諏訪部順一

(C)Paradox Live2022

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