宮崎駿監督「未来少年コナン」の“漫画映画の魅力”を紐解く! ジブリ美術館で新企画展示が開催 | アニメ!アニメ!

宮崎駿監督「未来少年コナン」の“漫画映画の魅力”を紐解く! ジブリ美術館で新企画展示が開催

宮崎駿監督の初監督作品『未来少年コナン』を取り上げる新企画展示「『未来少年コナン』展」が、東京・三鷹の「三鷹の森ジブリ美術館」で2022年5月28日より開催されることがわかった。全26話の中に描かれた“漫画映画の魅力”を紐解いていく展示となる。

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企画展示「未来少年コナン」展(C)NIPPON ANIMATION CO., LTD.(C)Studio Ghibli(C)Museo d'Arte Ghibli
  • 企画展示「未来少年コナン」展(C)NIPPON ANIMATION CO., LTD.(C)Studio Ghibli(C)Museo d'Arte Ghibli

宮崎駿監督の初監督作品『未来少年コナン』を取り上げる新企画展示「『未来少年コナン』展」が、東京・三鷹の「三鷹の森ジブリ美術館」で2022年5月28日より開催されることがわかった。全26話の中に描かれた“漫画映画の魅力”を紐解いていく展示となる。

映画監督・宮崎駿の作品の特徴の一つに、“見終わったとき、前よりちょっぴり元気になっている自分がいる点”が挙げられる。これは、想像力の産物がもたらした荒唐無稽な世界の中で、見ている自分が物語の主人公になりきり、思う存分に動き回った気分になる“漫画映画”こそが、宮崎駿監督の作品の源点であり、根本を成すものだという指摘だ。

『未来少年コナン』は、1978年4月4日から10月31日にかけて全26話が放送された連続テレビアニメーションシリーズだ。最終戦争後の世界を舞台に、“のこされ島”でおじいと二人だけで暮らしていた少年コナンが、自分たち以外にも人類が生きていることを知るきっかけとなった少女ラナを助けるために大冒険を繰り広げる姿を描く。同作は宮崎駿監督の初監督作品にあたるが、その“漫画映画”の様相が最も強く表れている。

このたび開催が決定した「『未来少年コナン』展」は、全26話の中に描かれた“漫画映画の魅力”を、2つの展示室で紹介するもの。ストーリーや登場する機械類、創作過程で描かれた設定資料やイメージボードなどを用いて紐解いていく。延べ13時間におよぶ、一本の映画のように作られた“底抜けに面白くて楽しいアニメーション作品”である『未来少年コナン』の魅力に触れてみたい。

企画展示「『未来少年コナン』展」は東京・三鷹の「三鷹の森ジブリ美術館」にて、2022年5月28日から2023年5月までの開催が予定されている。
三鷹の森ジブリ美術館の入場は日時指定の予約制。詳細は、美術館HPを確認してほしい。

企画展示「未来少年コナン」展
会期 2022 年 5 月 28 日(土)~2023 年 5 月(予定)
主催 公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団
協賛 日清製粉グループ、ローソンエンタテインメント、日本テレビ
協力 日本アニメーション
特別協力 スタジオジブリ

NIPPON ANIMATION CO., LTD.(C)Studio Ghibli(C)Museo d'Arte Ghibli

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《仲瀬 コウタロウ》
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