アニメ『シティーハンター』の新作劇場版の制作が決定した。1987年4月8日に発売された、TM NETWORKによるEDテーマ「Get Wild」のリリース35周年の記念日にあわせた発表となり、原作者の北条司、冴羽獠役の神谷明、TM NETWORKの小室哲哉よりコメントも到着した。
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『シティーハンター』は新宿を舞台に、裏社会No.1“スイーパー”の冴羽獠たちのハードボイルドな生き様を描くコメディ。原作は北条司が1985年より「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始し、単行本の累計発行部数は5,000万部を数える。
TVアニメは1987年に放送をスタートし、ハードボイルドな物語の一方で「もっこり」や「100tハンマー」などのコメディ要素も大きな話題を呼んだ。20年ぶりの新作として2019年2月8日に公開された『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』は、15億円を超える大ヒットを記録している。
このたび、TM NETWORK「Get Wild」のリリース35周年の記念日にあわせ発表となった新作劇場版は、冴羽獠役はもちろん神谷明が担当。またエンディングテーマも、もちろんTM NETWORK「Get Wild」となる。「制作決定スペシャルムービー2022」も公開された。
新作劇場版の制作決定に寄せて、原作者の北条は「内容はまだお話できませんが、今回の新作は、前回とはひと味もふた味も違ったものになりそうです。楽しみに待っていてもらえたら嬉しいです」とコメント。
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冴羽獠役の神谷からは「永遠のヒーロー、格好良い獠ちゃんが帰ってきます。ストーリー、音楽など、期待を裏切らない素敵な作品にしたいと思っています」、TM NETWORKの小室からは「『シティーハンター』最新作、期待しております」などのコメントが届いた。
公開時期は未定の『劇場版シティーハンター』。今後の展開に注目だ。
<以下、コメント全文掲載>
【原作:北条司】
新作お待たせしました。アニメ第1話からちょうど35年にあたるこの日に、皆さんにお伝えすることができ感慨深いです。「Get Wild」もエンディングに使用されることが決定しました。
内容はまだお話できませんが、今回の新作は、前回とはひと味もふた味も違ったものになりそうです。楽しみに待っていてもらえたら嬉しいです。
【冴羽獠役:神谷明】
知らせを聞いたときは嬉しかったですね。永遠のヒーロー、格好良い獠ちゃんが帰ってきます。ストーリー、音楽など、期待を裏切らない素敵な作品にしたいと思っています。
「待たせたな。俺を呼んだのは君だろ!」
【TM NETWORK:小室哲哉】
「Get Wild」は『シティーハンター』がなかったら生まれていません。
35年も愛してもらえるロングセラーのヒット曲なんて、いくら狙っても作れるものではないなと改めて思いました。「Get Wild」はもう「人」のような存在ですね。ありがたいことです。
『シティーハンター』最新作、期待しております。