『鋼の錬金術師』連載20周年を記念した新プロジェクトとして、原作の最終話までを描く“実写映画”完結編が二部作で公開される。このたび、山田涼介のほか内野聖陽、舘ひろしら演じる新キャラクターの場面写真が公開となった。また、「鋼の錬金術師展」にて衣装展示も行われることも決定した。
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『鋼の錬金術師』は、荒川弘が2001年に「月刊少年ガンガン」にて連載開始し、キャラクターの魅力や緻密に練られたストーリー、唯一無二な世界観で人気を博したバトルファンタジー。
2021年に連載開始20周年を迎え、原画展の開催や原作者・荒川による新連載『黄泉のツガイ』の開始、スマートフォンゲームの配信決定など多くのプロジェクトが立ち上がり、今なおファンから支持されている。
そして、連載20周年の新プロジェクトとして、2017年12月ロードショーの実写映画『鋼の錬金術師』続く、実写映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』および『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』の二部作連続公開が決定。『復讐者スカー』は原作でも人気のキャラクター“傷の男(スカー)”を中心とした物語、『最後の錬成』は原作クライマックスである“お父様”との戦いとその後を映し、原作の最終話までを描き切るという。
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今回、山田涼介演じる主人公・エド、“お父様”とを一人二役で内野聖陽が演じるエド&アルの父親であるヴァン・ホーエンハイム、舘ひろしが演じるアメストリス軍の大総統キング・ブラッドレイ、渡辺圭佑演じるシン国第十二皇子リン・ヤオ、栗山千明が演じるアレックス・ルイ・アームストロング少佐の姉で“氷の女王”の異名を持つオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将の計5点の場面写真が到着。
劇場のスクリーンで動き回るキャラクターたちに期待が高まる。
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さらに、2021年12月~1月に東京・池袋のサンシャインシティにて開催されていた『鋼の錬金術師』の原画展「鋼の錬金術師展 RETURNS」が、2022年3月12日~6月26日より大阪・ ひらかたパークで行われ、原画展内では本作の映画で使用された18キャラクターの衣装展示が決定。今作の衣装が展示されるのは初めてで、メインキャラクターが揃う展示は大迫力だ。
衣装展示のキャラクター は、エドワード・エルリック、ウィンリィ・ロックベル、ヴァン・ホーエンハイム、ロイ・マスタング、リザ・ホークアイ、アレックス・ルイ・アームストロン グ、オリヴィエ・ミラ・アームストロング、ゾルフ・J・キンブリー、キング・ブラッドレイ、リン・ヤオ、ランファン、フー、メイ・チャン、スカー、エン ヴィー、グリード、セリム、お父様となっている。
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実写映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は2022年5月20日、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日ロードショー。
(C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2022 映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会