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『遊戯王 マスターデュエル』のメインコンテンツといえば、やはりランクマッチ。しかし強テーマに対抗するのは一苦労ですよね。そんなランクマッチで猛威を振るっているテーマの1つといえば、竜輝巧(ドライトロン)ではないでしょうか。
そこで今回は、ドライトロンと戦う時に役立つ対策カードを2タイプご紹介。自分のデッキの戦法に合った対策カードを選ぶことで、勝率は何倍にも跳ね上がるはずです!
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「ドライトロン」デッキを理解しよう
対策カードをご紹介する前に、ドライトロンというデッキについて簡単におさらいしておきましょう。ドライトロンについての知識を深めることで、対策カードを撃つべきタイミングについても学ぶことができます。
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「ドライトロン」デッキの中で、動きの核になっているのが「竜輝巧-バンα」「竜輝巧-アルζ」の2枚。手札・フィールドから「ドライトロン」モンスターまたは儀式モンスター1体をリリースすることで、「バンα」は儀式モンスターを、「アルζ」は儀式魔法を手札に加え、その後自身を特殊召喚する効果を持っています。
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さらに、この動きの中に「サイバー・エンジェル-弁天-」を加えることで凶悪さが倍増。「弁天」はリリースされた時、デッキから天使族・光属性モンスター1体を手札に加えることができます。つまり「バンα」や「アルζ」で「弁天」をリリースすることにより、手札の枚数を減らさず、状況に合わせたカードと入れ替えつつモンスターを特殊召喚することができるのです。
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「弁天」の効果により、モンスター効果を無効にできる「朱光の宣告者」やその手札コストとなる「イーバ」、あるいは切り札である「崇光なる宣告者」を手札に加え、「崇光なる宣告者」の儀式召喚を狙うのが「ドライトロン」デッキの基本的な戦術。
「崇光なる宣告者」は手札から天使族モンスターを墓地に送ることでモンスターの効果・魔法・罠カードの発動や特殊召喚を無効にすることができます。更に「イーバ」は墓地へ送られた場合にデッキから天使族モンスターを手札に加えることができるため、この盤面が完成してしまうと打ち破るのは非常に難しくなってしまいます。