悠木碧さんは子役として活動後、00年代に声優デビュー。第6回声優アワードでは主演女優賞を受賞しました。
2020年から21年にかけては『ヒーリングっど プリキュア』や『蜘蛛ですが、なにか?』など多くのタイトルでメインキャラクターを担当。現在公開中の映画『プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険』では吹き替えを務めています。

そこで悠木碧さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは?」と題した読者アンケートを、昨年に引き続き実施しました。3月11日から3月18日までのアンケート期間中に1,397人から回答を得ました。
男女比は男性約65パーセント、女性約35パーセントと男性が多め。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。
■バラエティ豊かなキャラがランクイン!
第1位
1位は『幼女戦記』のターニャ・デグレチャフ。支持率は約16パーセントで、昨年の3位からトップとなりました。

「劇場版 幼女戦記」(C)カルロ・ゼン・KADOKAWA刊/劇場版幼女戦記製作委員会
「少女でありながらも中身は大人であると思わせる声と喋り方、そして素晴らしい演技にとても魅了されました」や「可愛い声なのにおじさんっぽい口調のギャップがまさにターニャ!」、「軍人らしい命令口調、荒ぶる心の声、わざとらしい幼い喋り方など、いろいろな悠木碧さんが楽しめます」と外見と内面に差があるキャラクターを演じています。
「エンディングの『Los! Los! Los!』も含めて、悠木さん以外に演じられる人はいなかったと思う」と力強い歌声のEDテーマに触れた読者も多かったです。
第2位
2位は『ソードアート・オンライン』のユウキ。支持率は約15パーセントで、昨年のトップから一つ順位を下げました。

「ソードアート・オンラインII」(C)2014 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAOII Project
「ユウキという少女の強さと儚さを柔らかな声で表現されていて感動しました」や「悠木碧さんの声がボクっ娘で元気なユウキにマッチしていて、エピソードもとても印象に残っています」、「明るく元気で無邪気な一面も、儚くて健気も一面もあり、それを演じ切った碧ちゃんは正にプロ!」といったコメントが寄せられています。
とくにユウキが登場するマザーズ・ロザリオ編の結末には泣いてしまったという声も多数届きました。
第3位
3位は『戦姫絶唱シンフォギア』の立花響。支持率は約8パーセントで、昨年の6位からランクアップしました。

『戦姫絶唱シンフォギアXV』ティザービジュアル(C)Project シンフォギアXV
「1期から主人公として沢山活躍している響のセリフや歌にいつも励まされています。敵味方関係なく手を差し伸べる響を演じられるのは悠木ちゃんだけ」や「悠木碧さんのさまざまな演技、キャラとしての歌唱力が堪能できる上に、ストーリーや曲も熱くて最高です」と長年演じている役柄ゆえに人気を集めています。
「シンフォギアライブで体現した悠木碧さんの響は正に本物の響です!」とライブでもファンを魅了しました。
■そのほかのコメントを紹介!!
『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどかには「まどかの躊躇いや葛藤といった感情の揺らぎが胸が痛いほど伝わってきて、もうなんともいえない儚さに打ちのめされました」や「悠木さんを初めて知った作品で、泣きの芝居に感動しました」。
![「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion](https://animeanime.jp/imgs/zoom/396335.jpg)
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion
『七つの大罪』ディアンヌには「巨人族だけどピュアな可愛い女の子として演じていて素敵」や「日常シーンと戦闘シーンの声のギャップに驚き、一瞬で大好きに…」。

『七つの大罪 光に呪われし者たち』ティザービジュアル(C)鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
『映画 聲の形』西宮結絃には「最初は主人公にあからさまな嫌悪感と敵対心を持っているものの少しずつ心を開き、中盤以降は主人公とヒロインを支えるという難しい役を演じ切ったから」や「男の子みたいな可愛い女の子の声はなかなか出せないと思いました」。

映画『聲の形』(C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会
『蜘蛛ですが、なにか?』「私」には「とにかくセリフの量がハンパなくて、生き生きと自然に演じてるのがすごい。エンディングの高速パートも凄すぎる!」や「悠木碧さんのすごさを実感したキャラだから」と現在放送中のタイトルにも放送がありました。
2021年版では昨年からランキングが入れ替り。まったくタイプの異なるキャラクターがランクインしており、演じた役柄の多彩さが感じられる結果となっています。
次ページではトップ20まで公開中。こちらもぜひご覧ください!
■ランキングトップ10
[悠木碧さんが演じた中で一番好きなキャラクターは? 2021年版]
1位 ターニャ・デグレチャフ 『幼女戦記』
2位 ユウキ/紺野木綿季 『ソードアート・オンライン』
3位 立花響 『戦姫絶唱シンフォギア』
4位 比企谷小町 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
5位 鹿目まどか 『魔法少女まどか☆マギカ』
6位 花寺のどか『ヒーリングっど プリキュア』
7位 ディアンヌ 『七つの大罪』
8位 「私」 『蜘蛛ですが、なにか?』
9位 蛙吹梅雨 『僕のヒーローアカデミア』
10位 アイリス 『ポケットモンスター』
(回答期間:2021年3月11日~3月18日)
次ページ:ランキング20位まで公開
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。