アニメ!アニメ!では年末恒例のアニメ総選挙を実施。
「一番好きなTVアニメは?」と題したアンケートには、12月1日から12月12日までの期間中に、昨年の約4倍となる1,277票の回答が寄せられました。
男女比は男性34.4%、女性65.6%と女性が多め。年齢層は19歳までが31.4%と、10代からの票が多く集まりました。次いで20~24歳が17.0%、40~44歳が10.2%を占めています。
1位は話題沸騰の『呪術廻戦』!
第1位
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『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
1位に輝いたのは『呪術廻戦』。約11.6%の支持を集めました。
主人公の虎杖悠仁や同級生の伏黒恵、教員の五条悟など個性豊かなキャラクターたちが「呪いで呪いを祓う」ダークファンタジーです。
最後の1秒まで見逃せないような容赦のない展開も魅力的で「毎週続きが気になって、久々にアニメをワクワクしながら続けて見ることができた」、「今後の展開への期待が高く毎週テレビの前で正座をして待っています!」と、放送を心待ちにしているファンからのコメントが多く寄せられました。
「迫力のあるバトルシーンやストーリーの展開がとても面白く、領域展開などの技がすごくよく表現されている」、「特にバトルシーンの動きが丁寧で音楽も最高」と、作画を高く評価する声も。「それぞれのキャラクターの個性も強くて惹かれる」と、本作で推しが増えたファンもいました。
原作は『週刊少年ジャンプ』で連載されており、電子版を含めた単行本の累計発行部数は1,500万部を突破。アニメ放送後はTwitterで毎週キャラクター名などがトレンド入りするほどの人気を見せており、2021年もさらなる飛躍が期待できそうな作品です。
第2位
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『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』(C)サンライズ・R
2位は『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』。支持率は約9.5%でした。
2020年4月からYouTube「BANDAI SPIRITS 公式チャンネル」にて配信されたWebアニメですが、9月には地上波で1~4話が一挙放送。30年以上続く長寿シリーズの最新作が人気を集めました。
アンケートには「まさか令和の時代に見られるとは思いもよりませんでした」、「昭和、平成、令和と、各時代を駆け抜けたワタルシリーズは、今の子供たちに観てほしい作品No.1です!」など、シリーズ初期から応援しているファンからの熱いコメントが。
また、「声優陣も変わらなくてよかったです」、「30年経った今、オリジナルキャストで新作が観られるなんて、なんと幸せなことか!」と、田中真弓さんや林原めぐみさんをはじめとする声優陣の続投を喜ぶ声も見られました。
第3位
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『アイドリッシュセブン Second BEAT!』(C)BNOI/アイナナ製作委員会
3位は『アイドリッシュセブン Second BEAT!』。支持率は約3.4%です。
先輩アイドルRe:valeから刺激を受けて成長していくIDOLiSH7や、キャラクターたちの関係性の変化などが描かれました。
「イケメン女子のマネージャー、アイドル達の苦悩や喜び、怒涛の展開で毎回体感5秒」、「原作ゲームをプレイしているので、ストーリーは知っているはずなのに毎週大号泣必須」と、感情が大きく揺さぶられるアニメです。
声優陣によるライブイベントをなぞった演出もファンを喜ばせ、「ライブの感動を思い出して嬉しくなる」、「実際のライブも忠実に表現されていて作品に飲み込まれた」などのコメントが寄せられました。
そのほかのコメントを紹介!
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『へんたつ』(C)irodori
『ケムリクサ』などで知られる、たつき監督のアニメ最新作『へんたつ』にも多くの票が。2020年1月から3月まで毎週TV放送されましたが、時間枠はなんとCMの最中。初回は予告なくサプライズで放送され、ファンを驚かせました。
「人がいない世界で2人の少女が会話をするだけの1分30秒アニメにも関わらず、内容が濃くて面白いです」などのコメントが寄せられています。

『ソードアート・オンライン アリシゼーションWar of Underworld』(C)2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project
『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 最終章(2ndクール)』には「待ちに待ったキリトの復活が見れて嬉しかった」と、前シリーズでは心神喪失状態だったキリトの復活を喜ぶ声が。
シリーズの集大成としてふさわしい映像美や展開にも「素晴らしかった以外に言うことはない」と高評価が集まりました。
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『デカダンス』(C)DECA-DENCE PROJECT
『デカダンス』には「先の展開が全く予想できなかった」、「最後まで目が離せませんでした」などのコメントが。
オリジナルアニメならではの斬新な設定や伏線がアニメファンをあっと驚かせました。
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『半妖の夜叉姫』(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020
『半妖の夜叉姫』は「『犬夜叉』が大好きで、その娘たちが出るお話がアニメ化されるなんてとても嬉しかったからです!」と、時を経て新たな展開を見せた作品に心打たれたファンも。
2020年は人気作の続編やリメイクなども多く見られ、息の長い展開がファンを喜ばせました。2021年はどのようなTVアニメに出会えるのか、画面の前でワクワクしながら待機してみては?
ランキングトップ10を発表!
[2020年一番好きなTVアニメは?]
1位 『呪術廻戦』
2位 『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』
3位 『アイドリッシュセブン Second BEAT!』
4位 『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld最終章(2ndクール)』
5位 『22/7(ナナブンノニジュウニ)』
5位 『おそ松さん』(第3期)
7位 『ハイキュー!! TO THE TOP』(第4期1クール目)
7位 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rhyme Anima』
9位 『地縛少年花子くん』
10位 『ハイキュー!! TO THE TOP』(第4期2クール目)
次ページ:ランキング20位まで公開
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。