イギリスの団体 Left－Handers Clubが、左利きの人でも安全に使える商品の開発を各種メーカーに呼びかけることを目的に制定した記念日です。なお8月13日は提唱者の誕生日とのことです。
左利きの人は総人口の約1割と言われています。アニメにも左利きのキャラクターは数多く登場し、スポーツで相手より有利に立ったり、他人とは違う天才肌の雰囲気をまとっていたりと、印象的な描かれ方をされることもしばしばです。そんな左利きキャラの中で最も人気なのは誰なのでしょうか？
そこでアニメ！アニメ！では、「左利きのアニメキャラクターといえば？」と題した読者アンケートを2年ぶりに実施しました。7月29日から8月5日までのアンケート期間中に134人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。
■左利きのスナイパー 「コナン」赤井がトップに！
第1位
1位は『名探偵コナン』の赤井秀一。支持率は約25パーセントで、前回に続きトップとなりました。
『名探偵コナン 緋色の弾丸』（C）2020 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会
FBI所属の一流スナイパーである赤井は「池田秀一さんの声も相まって、とてもダンディでイケメンなキャラクターに仕上がってるから！」というコメント通り、アニメ！アニメ！のアンケートでも常連の人気キャラクターです。
因縁の間柄である安室透の「殺したい程憎んでいる男が… 左利き（レフティ）なだけですから…」というセリフから、左利きのイメージが強く根付いています。
2021年公開の映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』では赤井が登場することも明かされており、期待も高まる中でのトップとなりました。
第2位
2位は『ハイキュー!!』の牛島若利。支持率は約15パーセントで、前回の6位からランクアップしました。
(C)古舘春一／集英社・「ハイキュー!! 3rd」製作委員会・MBS
牛島若利は白鳥沢学園バレーボール部の主将。TVアニメ第3期『烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』では、主人公たちのライバルとして立ちはだかりました。
読者からは第3期2話のサブタイトル「“左”の脅威」という言葉で彼を表現したコメントが届いています。
また「左利きの日に産まれた『ハイキュー!!』のスーパーエース。彼ほどこの日に似合う人はいません」と8月13日生まれであることを理由に挙げる読者も多かったです。
第3位
3位は『けいおん！』の秋山澪と『黒子のバスケ』の緑間真太郎が同票でした。
秋山澪には「左利き用のベースでネックの向きが他のメンバーと逆なので一目で左利きだとわかる」、緑間真太郎には「あの左手から繰り出されるスリーポイントがカッコいい！」というコメントが寄せられています。
「黒子のバスケ」(c)藤巻忠俊／集英社・黒子のバスケ製作委員会
ベーシストとバスケ選手という異なるキャラクターながら手元が画面に映ることも多く、印象に残っているファンが多いようです。
■そのほかのコメントを紹介!!
『テニスの王子様』越前リョーマには「試合中に右手から左手にラケットを持ち替えるシーンがカッコイイ！ 本気スイッチが入る瞬間です」。
『機動戦士ガンダム00』グラハム・エーカーには「とてもクセが強いキャラだけに、左利きというイレギュラーな設定がより個性を際立たせている」。
「ダイヤのA actII」（Ｃ）寺嶋裕二・講談社／「ダイヤのA actII」製作委員会・テレビ東京
『ダイヤのA』沢村栄純には「青道高校の主力のサウスポーで、今はチームのエース。ひたむきに努力してイップスを乗り越え、さまざまな壁にぶつかりながら成長していく姿を見ていると微笑ましい気持ちになってしまう」。
『メジャー』茂野吾郎には「元々は右投げだったが、右肩を壊したことにより左投げに転向。世界で活躍するサウスポーになったから」と違ったタイプの投手たちにも投票がありました。
今回のアンケートではスナイパー、スポーツ選手、忍者、パイロットなど、幅広いキャラクターがランクイン。「コブラ」シリーズのコブラのように左腕が武器となっているキャラにも投票がありました。
次ページの全体ランキングもお見逃しなく！
■ランキングトップ10
[左利きのアニメキャラクターといえば？ 2020年版]
1位 赤井秀一 『名探偵コナン』
2位 牛島若利 『ハイキュー!!』
3位 秋山澪 『けいおん！』
3位 緑間真太郎 『黒子のバスケ』
5位 うちはサスケ 『NARUTO -ナルト-』
5位 越前リョーマ 『テニスの王子様』
5位 グラハム・エーカー 『機動戦士ガンダム00』
5位 斎藤一 『薄桜鬼』
5位 ジン 『名探偵コナン』
10位 手塚国光 『テニスの王子様』
（回答期間：2020年7月29日～8月5日）
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
