速水奨さんは1980年代に声優デビュー。長年にわたって第一線で活躍し続けてきました。2018年度の第13回声優アワードでは『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』のメンバーとして歌唱賞に輝いています。
2020年には原作・プロデュースを手がける「S.S.D.S.」シリーズの初のテレビ番組化が決定するなどマルチに活躍中です。
そこでアニメ！アニメ！では、速水奨さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。7月16日から7月23日までのアンケート期間中に135人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代が約20パーセント、30代も約20パーセントでした。
■『ヒプマイ』神宮寺寂雷が2年連続トップ 2020年に演じた新キャラも複数ランクイン
第1位
1位は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の神宮寺寂雷。支持率は約15パーセントで、2年連続トップとなりました。
『ヒプノシスマイク』（C）King Record Co., Ltd. All rights reserved.
「速水さんの重厚感のある声で紡がれるリリックがたまらないです。キャラクターの優しい大人な雰囲気にピッタリ合っていて最高に好き」や「大人な歌詞に速水さんの声が加わり、さらにアダルトな感じになっている。歌声を聴いていると耳がゾクゾクします」、「楽曲や作中でのラップも見事にこなされていて、寂雷先生を演じれられる人は速水さんしかいないと思っています」と妖しげな天才医師というキャラクターでファンの心を鷲掴みにしました。
2020年10月からはTVアニメ『「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rhyme Anima』が放送予定。劇中での活躍にも熱い視線が注がれています。
第2位
2位は『BLEACH』の藍染惣右介。支持率は約10パーセントで、こちらは3年連続の2位となっています。
「速水さんの声色を生かす穏やか口調のボスキャラが新鮮かつ最高にマッチしていた」や「本性を現したときの冷徹な声の切り替えに惚れました。そして名言のオンパレード…強烈に印象に残ってます」、「とんでもない謀略家であり、死神としても最強クラスに強い。それでいて人を魅きつけるような悪のカリスマであり、彼なりにより良い世界を望んでいたダークヒーロー」と、忘れられない敵役として胸に刻まれています。その圧倒的な存在感ゆえに「敵なのに嫌いになれない！」というコメントも届きました。
3位は『本好きの下剋上 ～司書になるためには手段を選んでいられません～』のフェルディナンド。支持率は約8パーセントでした。
『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』第ニ部キービジュアル（C）香月美夜・ TO ブックス／本好きの下剋上製作委員会
主人公・マインの教育係を務めるフェルディナンドには「まさに“神官長様”のお声。厳粛に規律を重んじながらも内に秘めた変革をせんとするフェルディナンドの人柄が速水さんとシンクロしているように思えます。フェシュピールを奏でながら歌う姿は素敵以外の言葉が見つからない……」とミステリアスな神官長にピッタリだというコメントが。
2019年から2020年にかけて放送された新作のキャラクターがトップ3に食い込んでいます。
■そのほかのコメントを紹介!!
『勇者エクスカイザー』エクスカイザーには「子供向けの正統派ヒーローですが、ただ熱いばかりでなく、思慮深さや優しさも感じる奥深い声だと思っています。必殺技の叫びの伸びも素晴らしい」。
『銀魂』星海坊主には「イケボから繰り出される下ネタがヤバかった」や「出るたびに笑わせてくれる神楽パピー大好きです」。
「銀魂」(C)空知英秋／集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス
『赤い光弾ジリオン』バロン・リックスには「表情のないキャラでしたが、速水さんの演技のおかげで様々な感情を感じ取ることができ、敵ながら好きなキャラの一人となりました」。
『森川智之と檜山修之のおまえらのためだろ！』ビューティーはやこには「ガングロけんこ（堀内賢雄）さんとともに、大御所が女装してくださるなんて…そのチャレンジ精神に自分も頑張らないとと思わせてもらってます！」とトークライブで演じた役柄にも投票がありました。
2020年版のアンケートでは2クールにわたってオンエアされた『本好きの下剋上』や、ライダーシリーズに初参戦して話題となった『仮面ライダーゼロワン』など、最新作のキャラクターも複数ランクインしています。長年にわたって役柄を演じてきたことが再確認できる結果でした。
■ランキングトップ10
[速水奨さんが演じた中で一番好きなキャラクターは？ 2020年版]
1位 神宮寺寂雷 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
2位 藍染惣右介 『BLEACH』
3位 フェルディナンド 『本好きの下剋上 ～司書になるためには手段を選んでいられません～』
4位 チノの父（香風タカヒロ） 『ご注文はうさぎですか？』
5位 諸伏高明 『名探偵コナン』
6位 星海坊主（神晃） 『銀魂』
7位 直江信綱 『炎の蜃気楼』
8位 浅野學峯 『暗殺教室』
8位 ジュリアス 『恋する天使アンジェリーク』
10位 エクスカイザー 『勇者エクスカイザー』
10位 バロン・リックス『赤い光弾ジリオン』
（回答期間：2020年7月16日～7月23日）
次ページ：ランキング20位まで公開
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
