
『ポケットモンスター ソード・シールド』の舞台ガラル地方では、ポケモンバトルが一大エンターテインメントになっていました。スタジアムやジムリーダー・チャンピオンの衣装にはスポンサーの広告も掲載。観客を熱狂の渦に巻き込むその姿は、現実のプロスポーツ選手と同じく“スター”です。
そんなガラル地方だからか、トレーナー達の「モンスターボールの投げ方」も1人1人個性的でした。思えば、ポケモンバトルはモンスターボールを投げることから始まります。今まで「投げて当然」と思ってきたそれも、観客に見られるガラル地方では1つのパフォーマンスになっているのかもしれません。

今回は、そんなトレーナー達の「モンスターボールの投げ方」をまとめました。ライバルの3人、チャンピオン「ダンデ」、エンジンシティの開会式で登場したジムリーダー7人と、ストーリーの大きなネタバレにはならない計11人をピックアップしていますので、お気軽にご覧ください。
※紹介トレーナー達の初手ポケモンは映ってしまいますので、その点はご注意を。
※ジムリーダーは『ポケットモンスター ソード』版基準になります。
◆ホップ
まずは主人公最大のライバル「ホップ」です。一度ガッツポーズをとってからのシンプルなオーバースロー。“王道”といった感じですね。兄「ダンデ」や「ホップ」自身の発言から、投げ方にかなりこだわっているのがわかります。
◆マリィ
お次の「マリィ」は、振りかぶってからの豪快なフォームでボールを投げます。足をしっかり上げるのは野球選手のよう。投げ終えた際の“髪で片目が隠れる一瞬”に魅了されるファンも多そうです。
◆ビート
主人公3人目のライバルとなる「ビート」。その高いプライドや雰囲気を表すかの如く、片手をポケットに入れたまま放るようにボールを投げます。投げる際はクスッと笑っているようにも見えますね。
「ホップ」に向かって「まともにボールも投げられない」と言い放っていましたが、たぶん「ビート」の投げ方もまともではありません。ちなみに、主要トレーナーの中では珍しい左投げです。
◆ヤロー
ここからはジムリーダー達の紹介です。まずは最初のジムリーダー「ヤロー」。筋骨隆々な肉体から繰り出されるのは意外にもサイドスローです。
投げる瞬間は満面の笑顔。直前にはモンスターボールを一瞥していますが、“勝負を楽しむ”が「ヤロー」のモットーなので、「楽しもうぜ!」とポケモンに語りかけているのかもしれません。
◆ルリナ
ジムリーダーの傍らでモデルもこなす「ルリナ」は、左足を頭上まで上げる豪快かつ美しいフォームでボールを投げます。強気な性格とモデル体型の美しさが引き立つ、「ルリナ」にピッタリ合った投げ方ですね。
ただ、「ルリナ」に憧れてこの投げ方をマネするのはチャンピオン「ダンデ」に勝つより難しいかもしれません。足をあそこまで上げられる未来が見えない・・・。
◆カブ
ジムチャレンジの内容や本人の性格から、どことなく体育の先生にも見えてくる「カブ」。顔面ドアップから始まる彼のフォームは、しっかり振りかぶってのアンダースロー・・・ではなくスリークォーターでした。投げ終えた後の姿勢が野球の審判みたいですね。
次のページ:後半のジムリーダー&チャンピオンを紹介!