ガンダム40周年!歌手・森口博子が語る作品の魅力とは?「感動が終わらないです」 | アニメ!アニメ!

ガンダム40周年!歌手・森口博子が語る作品の魅力とは?「感動が終わらないです」

国民的アニメ「機動戦士ガンダム」が、シリーズ開始から40周年を迎えた。昨年5月には、NHK BSプレミアムで人気投票企画「ガンダム大投票」が実施されると大反響。テーマ曲の部門で、自身の楽曲が1位、3位に入った歌手・森口博子は、8月7日に記念のカバーアルバム「GUNDAM S…

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ガンダム40周年 歌手・森口博子が語るシリーズ作品の魅力「感動が終わらないです」
  • ガンダム40周年 歌手・森口博子が語るシリーズ作品の魅力「感動が終わらないです」


 国民的アニメ「機動戦士ガンダム」が、シリーズ開始から40周年を迎えた。昨年5月には、NHK BSプレミアムで人気投票企画「ガンダム大投票」が実施されると大反響。テーマ曲の部門で、自身の楽曲が1位、3位に入った歌手・森口博子は、8月7日に記念のカバーアルバム「GUNDAM SONG COVERS」をリリースすることになった。いわゆる“ファーストガンダム”の前を描いた「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」でも主題歌を務めた森口に、40周年の歴史と、作品の魅力を聞いた。

-第1作「機動戦士ガンダム」放送が1979年。今年で40周年を迎えました。最大の魅力はどこだと思いますか。

森口 1979年から一貫して、善悪では語れない複雑な人間模様を描いていること、これに尽きると思うんですよね。(戦いを)終わらせたいのに終わらせられない矛盾の連鎖というか。今現在も、現実に争い事、紛争とか、世界で起こっているじゃないですか。舞台は宇宙であり地球であったりするんですけど、非現実的ではありながらも、現代社会ともすごくリンクしているところがあります。

-ご自身が後期のテーマ曲(水の星へ愛をこめて)を務めた「機動戦士Zガンダム」の終わりもなかなか衝撃的なものでした。

森口 「Z」のカミーユが最後、精神崩壊してしまうというのは、現代でもいろいろ聞く話ですよね。社会との摩擦とかコミュニケーションの中で、(心が)壊れていくとか。私の歌の歌詞にもあるんですけど、やっぱり人は一人では生きていけない。あんなに頑張ったのに、全てを失うっていうのはすごく酷じゃないですか。それでも生きていかないといけないというのは、すごく突きつけられるというか、現代社会写している部分もある。ガンダムシリーズは一貫してテーマが変わらない、普遍的。流行じゃないってことですよね。

-「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」では、ジオン軍側から描かれたことも話題になりました。

森口 よく犠牲者っていう言葉が使われますけど、どちらも犠牲者ですよね。両者に家族がいて、大切な人がいて。誰も戦いたいと思わないですから。「ORIGIN」のテーマソングを2016年に歌わせていただいたんですが、歌詞の中で争い始まるっていうフレーズがあるんです。それは(機動戦士ガンダムの)一年戦争を意味するんです。若い世代の方も「ORIGIN」から見れば、なんで一年戦争が起こったのかとか、自然にファーストにつながっていけると思います。


(C)創通・サンライズ

-森口さんが個人的にお気に入りのシーンを1つ、紹介してください。

森口 主題歌を担当させていただいた「機動戦士ガンダムF91」は、絶望から奇跡が起こるんです。今でこそ「引き寄せの法則」と言われているワードですが、1991年から富野由悠季監督はそのワードをくれていたんです。主人公のシーブックが絶望している時に、母親のモニカが諭すんです。「あなただけを求めている命が、呼んでいるでしょう?」って。母の愛を感じて大好きなんです!そして(自身の)「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」が宇宙の無音の中で流れて来る場面は、鳥肌ものです!名シーン中の名シーンです!

-これからシリーズ作品に触れる若い世代に向けてメッセージをお願いします。

 若い方ってやはり平成の作品から観る事が多いと思いますが、歴史の始まりにぜひ触れていただきたい。色々遡って、私がテーマソングを歌わせて頂いた「Ζ」も観てくれている若い方も増えているので、まずは「ORIGIN」から。普遍的なメッセージを、これまでスタッフのみなさんが作り続けて下さっているので、そのエネルギーをこれからも一緒に感じ合いたいです。“始まりの始まり”を知れば、その深さをより知る事ができると思うので。また、大人になってから見た時に、必ず発見があると思います。感動が終わらないですよ。

◆編集後記

 取材現場にいたスタッフの1人は20歳ながら「機動戦士ガンダムZガンダム」ファン。「父親にすすめられて」と聞いた森口さんは、衝撃的なラストを迎えることについて「カミーユがあんなになっちゃって、びっくりしませんでした?」と心配そうに質問。スタッフが「10歳くらいの時に見たんですが、悲しくて泣いちゃいました」というエピソードを聞いて、今度は森口さんが「なんか、泣けて来ちゃった…」。大人になるにつれてクールになる部分がある中「結末を見て、その少年が胸を痛めて泣いてるっていう話に泣けてくる。その時、その場にいたら私抱きしめちゃう!大丈夫だよー、しっかり生きるんだよーって」と大盛り上がりでした。

(C)創通・サンライズ
(画像提供・キングレコード)

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