子安武人さんは1980年代後半に声優デビュー。主人公やクールなライバル、コミカルな三枚目やインパクトの強い敵キャラまで、幅広い役柄を演じてきました。2019年春の新作TVアニメでは『Fairy gone フェアリーゴーン』や『鬼滅の刃』などに出演されています。

そこでアニメ!アニメ!では、子安武人さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなアニメ作品キャラクターは?」と題した読者アンケートを実施しました。4月23日から4月30日までのアンケート期間中に117人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントと女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代が約40パーセントと若年層が中心でした。
■トップは高杉晋助 敵役もランクイン
1位は『銀魂』の高杉晋助。支持率は約28パーセントでした。「高杉のニヒルな感じと子安さんの声がピッタリ」や「高杉のクールで色気のあるキャラはもう子安さんしか演じれません!」といったコメントが寄せられています。
武装集団・鬼兵隊の総督という役柄や、左目に巻いた包帯ゆえに「ダークヒーローとしてのカッコ良さがある」や「子安さんの声で中二病のセリフを聞くとすごく面白い」といった声も多かったです。

2位は『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドーと『ボボボーボ・ボーボボ』のボボボーボ・ボーボボが同票。支持率は約8パーセントでした。
ディオは「ジョジョシリーズの最大の悪役にしてカリスマ性を持つキャラ。“おれは人間をやめるぞ! ジョジョーーッ!!”とラッシュの掛け声の“無駄無駄無駄”は今も頭に残っています」、「子安さんは敵役が多いだけあって、キャラの性格や声質をどう変えるかが難しそうなのに、それぞれのキャラクターの特徴をしっかりと自分のものにしてる」というコメントがありました。
ボーボボは「クールな美形キャラを演じることの多い子安さんが破天荒なキャラを演じている。ボーボボがツッコミキャラにまわるシーンがお気に入り」や「もはや見ているこちら側も演じてる本人たちも訳が分からなくなるぐらいハイテンションでおかしいギャグ作品」とぶっ飛び具合が人気です。

■ そのほかのコメントを紹介!!
『Re:ゼロから始める異世界生活』ロズワール・L・メイザースには「独特な喋り方と、怪しい雰囲気を声だけで見事に表現できているから」。
『ケロロ軍曹』クルルには「高音の“ク~ックックックッ”から低音ボイスまでクセになる広い音域。子安さんの演技のあらゆるものが詰まっていると思いました!」。

『楽しいムーミン一家』スナフキンには「とても声が優しい感じで、お兄さんのようだから」。原案を務めた『ヴァイスクロイツ』のアヤには「子安さんが作り出した子安さんのためのキャラクターなのでハマり方が半端ないです」。
『ソウルイーター』では伝説の剣・エクスカリバーを担当。「キャラがかなり独特なのに、ぴったりはまっていたから」というコメントだけでなく、「あの伝説のCMはすごい」とCM中もずっと不思議な歌を披露していた演出に触れたコメントもありました。
ハジけた主人公から忘れられない敵役まで多彩な登場人物が揃うアンケート結果となりました。
■ランキングトップ5
[子安武人さんが演じた中で一番好きなアニメ作品キャラクターは?]
1位 高杉晋助 『銀魂』
2位 ディオ・ブランドー 『ジョジョの奇妙な冒険』
2位 ボボボーボ・ボーボボ 『ボボボーボ・ボーボボ』
4位 ロズワール・L・メイザース 『Re:ゼロから始める異世界生活』
5位 クルル 『ケロロ軍曹』
5位 エクスカリバー 『ソウルイーター』
(回答期間:2019年4月23日~4月30日)
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