杉田智和さんは1990年代後半にデビュー。さまざまな作品でキャラクターを担当し、第3回声優アワードでは助演男優賞を受賞しました。アニメはもちろん、特撮ドラマやゲーム、洋画吹き替えなどでもキャラクターに息を吹き込んでいます。
12月14日公開の映画『ドラゴンボール超 ブロリー』では重要なオリジナルキャラクター役での出演が決定しており、ファンの熱い視線が注がれている最中です。
そこでアニメ！アニメ！では、杉田智和さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなアニメ作品キャラクターは？」と題した読者アンケートを実施しました。9月29日から10月8日までのアンケート期間中に659人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約47パーセント、20代が約30パーセントと若年層が中心でした。
■トップは銀さん 半分以上の評を獲得
1位は『銀魂』の坂田銀時。支持率は約47パーセントと、半数近くの票を集めました。『銀魂』の主人公である銀さんは、アンケート常連の人気キャラクターです。
「杉田さんの低音ととぼけた演技、真剣な時の色っぽい声が銀さんにぴったりです」や「杉田さんの銀さん以外考えられない！はまり役！」、「あまりにもはまり役で、もはや銀さんが杉田さんなのか杉田さんが銀さんなのか分かりません」といった意見が集まっています。「ギャグとシリアスのギャップがカッコイイ」という声もあり、決めるときは決める姿がファンを魅了しています。
2位は『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン。支持率は約24パーセントでした。主人公のキョンはハルヒに振り回されてSOS団の一員になる高校生。アニメでは印象的なモノローグを披露していました。
キョンには「高校生に似合わない大人っぽさに、少年っぽさもたまに見える演技が好きです」や「キョンの独特な語りや、“やれやれ”を杉田さん以上に演じられる人はいないと思う」、「無気力系ツッコミ主人公が似合う！」といったコメントが寄せられました。また『ハルヒ』で杉田さんを知ったファンも多かったようです。
3位は『ヲタクに恋は難しい』の樺倉太郎。支持率は約4パーセントでした。『ヲタ恋』は2018年春の新作TVアニメ。樺倉太郎は一般人以上ヲタク未満な人物で、同じ会社で働くコスプレイヤーの小柳花子と付き合っています。
ファンからは「会社では顔のせいで後輩から怖がられているけど面倒見がいい。そしてライトとはいえヲタク！ 彼女のほうはガッツリなヲタクなのに寛容で、勧められればBL本まで読んでくれる！ なんて素敵な彼氏！」と絶賛する声が。「花子役の沢城みゆきさんとの掛け合いも最高だった」というコメントも見られました。
全体ランキングでは2001年放送の『電脳冒険記ウェブダイバー』のグラディオンから、現在放送中の最新作『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』の速杉ホクトまで、幅広いキャラに投票が集まりました。そんな中で銀さんが圧倒的な支持を得たのは、2006年のTVアニメ化から長年にわたって同役柄を演じ続けてきたからでしょう。
次ページにはランキングトップ20まで公開中。どんな登場人物が人気を集めているのか、こちらもお見逃しなく！
■ランキングトップ10
[杉田智和さんが演じた中で一番好きなアニメ作品キャラクターは？]
1位 坂田銀時 『銀魂』
2位 キョン 『涼宮ハルヒの憂鬱』
3位 樺倉太郎 『ヲタクに恋は難しい』
4位 青鬼院蜻蛉 『妖狐×僕SS』
5位 烏間惟臣 『暗殺教室』
5位 ジョセフ・ジョースター 『ジョジョの奇妙な冒険』
5位 宗像礼司 『K』
8位 ベートーヴェン 『クラシカロイド』
8位 レオン・三島 『マクロスF』
（回答期間：2018年9月29日～10月8日）
次ページ：ランキング20位まで公開
