主人公の少女・アカネは錬金術師・ヒポクラテスによってワンダーランドの世界へ連れて行かれてしまう。そこは幸せな色に満ちたカラフルな世界だったが、ザン・グによって色が失われてしまう危機が迫っていた。
市村正親はヒポクラテス役を、藤原啓治はザン・グ役を担当。実は二人は「ポケモン」シリーズでミュウツーを演じたという共通点を持つ。
ヒポクラテス（CV：市村正親）
ザン・グ（CV：藤原啓治）
市村は映画第1作目の『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』と今年公開予定の「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」で出演。藤原はゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U」と「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」に登場するミュウツーの声を務めた。
『バースデー・ワンダーランド』
そんな二人が本作では敵対関係にあるキャラクターを演じる。市村は「ヒポクラテスはワンダーランドの世界では有名な錬金術師で、アカネにとってはお兄さんのような存在です」と自身の役柄についてコメント。
そして「ワンダーランドにはザン・グによって色が失われてしまう危機が訪れますが、ヒポクラテスはザン・グの目的を知り、彼を追い詰めていきます。藤原さん演じるザン・グとの関係にも注目してください」と語っている。一体二人はどんな対決を見せるのだろうか。
さらにアカネとヒポクラテスが出会う本編シーンも先行公開。ヒポクラテスはアカネがワンダーランドの救世主である「緑の風の女神」だと伝える。そして錬金術で作ったアイテムを渡して、「これは“前のめりのイカリ”と言って、わしが三日三晩かかって秘伝中の秘伝の元素配分で錬成した、大傑作なのだ」と得意げに話す。
このイカリは後ろ向きになりそうなときにポジティブになれるアイテムで、本編でも大きな役割を果たす。ヒポクラテスに巻き込まれたアカネにどんな冒険が待ち受けているのか、期待が膨らんでいく。
『バースデー・ワンダーランド』
4月26日（金）全国ロードショー
配給：ワーナー・ブラザース映画
（Ｃ）柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会
