新海誠監督の最新作『天気の子』のシーンカットが初公開された。主人公・森嶋帆高やヒロイン・天野陽菜の姿が描かれている。キャストは約2000人が参加したオーディションで役を射止めた醍醐虎汰朗と森七菜が務める。『天気の子』は天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を選択する物語だ。企画・プロデュースは川村元気、キャラクターデザインは田中将賀と、『君の名は。』のスタッフと再タッグを組んだ。作画監督は『猫の恩返し』や『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』などを手がけた田村篤。美術監督には『言の葉の庭』で新海作品に参加した滝口比呂志が担当する。2018年に行われた製作発表会見ではポスタービジュアルを公開。美しい色彩で描かれた空と雲、そして印象的な空に浮かぶヒロインの後姿が話題となったが、今回はついにシーンカットが初公開された。『天気の子』シーンカット空を見上げる帆高と陽菜の後姿の先には眩い日差しが差し込んでおり、新海作品らしい美しい空、雲、光の描写に目を奪われる。激しい雨の中で空を見上げる帆高と、青空に浮かぶような陽菜のカットも公開。帆高と陽菜が本編でどのように息づくのか期待が膨らんでいく。『天気の子』シーンカット『天気の子』シーンカット帆高は離島から家出して、東京にやってきた高校生。小さな編集プロダクションに住み込みで働くことになる役柄だ。そんな彼が出会う陽菜はアルバイトをしながら小学生の弟と二人で暮らしている。祈ることで空を晴れにできる不思議な力を持つ。帆高役は醍醐虎汰朗、陽菜役は森七菜が担当。約2000人のオーディションで抜擢された新進気鋭のふたりにも要注目だ。『天気の子』7月19日(金)全国公開[ストーリー]「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――[スタッフ]作品名:『天気の子』原作・脚本・監督:新海誠声の出演:醍醐虎汰朗 森七菜キャラクターデザイン:田中将賀作画監督:田村篤美術監督:滝口比呂志製作:「天気の子」製作委員会制作プロデュース:STORY inc.制作:コミックス・ウェーブ・フィルム配給:東宝公開日:7月19日(金)全国東宝系公開(C)2019「天気の子」製作委員会
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