物語は戦国時代、醍醐の国の主・景光が“生まれる前の我が子”の身体と引き換えに、領土の繁栄を12体の鬼神像に願ったことから始まる。
その後生まれてきた世継ぎは、身体のあちこちが欠けており、忌み子としてそのまま川に流され捨てられてしまうが、鬼神は景光との約定を果たし国に平安が訪れた。
時が流れたある日、幼い盗賊“どろろ”は、両腕に刀を仕込む全身作り物の男“百鬼丸”と出会い……。

新章でOP主題歌を務めるASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文は、書き下し楽曲「Dororo」について「時代設定の古い奇譚の裏には、現代社会や人間そのものへの風刺などが含まれていて、とても重層的で奥深い作品だと思います。原作である手塚マンガに恥じないよう、思いを込めて楽曲を制作しました」とコメント。

ED主題歌を担当するEveも、書き下し楽曲「闇夜」について「生まれもった醜い姿との付き合い、孤独との向き合い曲げる事のない己の信念、その瞳の奥の計り知れない深さ。他者との心の通わしから生まれる新たな感情。そして出会いと別れ、本当に大切なものは何か。食うか食われるかの呪われたこの世界で、奪われた体を取り戻す今、鬼ではなく人を宿し、百鬼丸は何を思うのか。『どろろ』を読ませて頂いて僕がこの作品から感じた事を書きました」と、込めた思いを語った。
TVアニメ『どろろ』新章は、4月8日よりスタート。
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