三石琴乃さんデビューから現在にいたるまで、幅広い役柄を演じています。第8回声優アワードでは、声優という職業をメディアを通じて広めた女性に送られる高橋和枝賞に輝きました。
2018年の秋アニメでは『ゾンビランドサガ』でメインキャラクターを担当。フジテレビのバラエティ『ウチくる!?』ではナレーションを長年務めた経験もあり、テレビ番組やCMでも活躍しています。
そこでアニメ！アニメ！では、三石琴乃さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなアニメ作品キャラクターは？」と題した読者アンケートを実施しました。11月27日から12月4日までのアンケート期間中に199人から回答を得ました。
男女比は男性約52パーセント、女性約48パーセントとほぼ同数。年齢層は19歳以下が約23パーセント、20代が約32パーセント、30代が22パーセントと幅広い層から票が集まりました。
■トップは葛城ミサト 18年秋アニメもランクイン
1位は『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト。支持率は約23パーセントでした。ネルフの作戦部長であるミサトには「命令するときの凛とした感じと、プライベートのグダグダ感が相まっていい感じ！」というコメントが寄せられました。生活力はまったくないミサトですが、やるときはやる性格が好感を得ています。
三石さんは次回予告も担当。「“この次も、サービス、サービスゥ！”というフレーズがたまりません」という声も。最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の公開が望まれている人気シリーズのキャラがトップに輝きました。
2位は『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ。トップとの差はわずか1票でした。「小さいころから大好きな作品の憧れの主人公です！」や「うさぎちゃんの愛らしさもカッコ良さも余すところなく見事に演じている」と女性ファンから圧倒的な支持を得ています。
2010年代に放送された『美少女戦士セーラームーンCrystal』でうさぎ役を続投したことも票を集めた理由でしょう。1990年代の大ヒット作がワンツーフィニッシュを決めました。
3位は『ゾンビランドサガ』の山田たえ。支持率は約11パーセントでした。たえはゾンビのアイドルグループ・フランシュシュのメンバー。しかし彼女だけ意識が戻っておらず、ゾンビのまま。当初は担当声優がクレジットされていませんでしたが、途中で三石さんだと明らかになり、多くのファンを驚かせました。
読者からは「ゾンビの真似声マジ面白かった!!」や「ニワトリの真似声は可愛い」というコメントが。「まだまともな台詞がひとつもないけど、“三石さんが演った意味がちゃんとあった！”と思えるサプライズが最終回までに用意されてるように思う」と今後の展開に期待する声もありました。現在放送中の話題作がトップ3に食い込んでいます。
今回のアンケートでは葛城ミサトを筆頭に、強くて美しい女性キャラクターに投票が集まっています。さらに『おるちゅばんエビちゅ』のエビちゅや『スイートプリキュア♪』のハミィのように、人間以外のキャラもランクイン。1990年代の人気作から2018年秋の最新作まで、幅広い作品が勢揃いしました。
■ランキングトップ10
[三石琴乃さんが演じた中で一番好きなアニメ作品キャラクターは？]
1位 葛城ミサト 『新世紀エヴァンゲリオン』
2位 月野うさぎ／セーラームーン 『美少女戦士セーラームーン』
3位 山田たえ 『ゾンビランドサガ』
4位 マリュー・ラミアス 『機動戦士ガンダムSEED』
5位 ボア・ハンコック 『ワンピース』
6位 有栖川樹璃 『少女革命ウテナ』
6位 野比玉子（のび太のママ） 『ドラえもん』
8位 エクセル 『へっぽこ実験アニメーション エクセルサーガ』
8位 水無怜奈／キール 『名探偵コナン』
10位 菅生あすか 『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』
（回答期間：2018年11月27日～12月4日）
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