本編上映前、SparQlewメンバーは晴れやかな表情でステージに登壇。上村は「試写会という形で自分たちの初主演ドラマを上映することになり、しかもこんな大きな会場でやることができるなんてうれしいです」と喜びを語り、千葉は「スタッフさんが時間をかけて、編集、音を作ったと聞きました。ぜひ期待してください」、保住は「慣れたらあっという間で、もっとやりたいなと思うほどに楽しく出来ました」とコメントする。

また堀江は「これまでマイク前でしかお芝居をしたことがなかったので不安が大きかったんですが、実写のお芝居でも、今後アニメのお芝居に役立つものが吸収できるかもしれないなと思うようになってからは、ポジティブな気持ちで撮影に挑むことができました」と振り返り、吉永は爆破シーンについて「最初に爆破シーンがあるよと聞かされた時は遠目の爆破をイメージしてたんです。でも実際に現場に行ったら、至近距離の爆発が多くて。大丈夫かなと思ったんですが、チームの方が入念にリハをしてくださったんで、無事に生還しました」との感想を述べた。
劇中のSparQlewメンバーは特殊能力を操る「チューナー(能力者)」に扮しており、物語は彼らが難事件に挑む様子に密着した“極秘資料映像”というドキュメンタリータッチで進んでいく。
中尾監督は見どころについて、「皆さんのナチュラルな芝居ですね。声優さんということで、どう出るかというところで期待と不安があったんですが、皆さん見事にナチュラルで」と紹介。「超能力を扱っていますけど、若者の成長物語にしたいなというのがあって。働いている若い人に、仕事観とか、働くことってなんだろうとか、人生ってなんだろうというようなことを考えてもらえたらいいなと思います」とも付け加えた。
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このほか会場では、主題歌がSparQlewの「QWanted」に決定したことも発表された。
最後には上村が「今の僕たちSparQlewがこのタイミングで撮ったからこそのリアルさ、ナチュラルさがあふれているかなと感じています。役名はあるんですが、どこかSparQlewとしてのフラットな関係性も見えてくると思います」と挨拶し、中尾監督は「皆さんが盛り上げてくれれば、またみんなで続編をやりたいですね」と続編への意欲を見せた。
WOWOW『スーパーチューナー/異能機関』
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