古谷徹さんは1960年代中盤から現在にいたるまで数多くの作品に出演してきました。2018年4月公開の劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』では物語の鍵を握る安室透役を担当。7月までロングラン上映が続く大ヒットとなっています。
そこでアニメ！アニメ！では、古谷徹さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは？」と題した読者アンケートを実施しました。7月24日から7月27日までのアンケート期間中に544人から回答を得ました。
男女比は男性約15パーセント、女性約85パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代が約38パーセントと若年層が中心でした。
■トップは安室透 トリプルフェイスを持つ男が圧倒的人気
1位は『名探偵コナン』の安室透。支持率は約65パーセントで、過半数の票を集めました。安室透は喫茶ポアロでアルバイトをしている私立探偵ですが、それは表の顔。本名は降谷零で公安警察官として暗躍しています。さらにバーボンのコードネームで黒の組織にも潜入しており、三つの顔を持つトリプルフェイスと呼ばれています。
ファンからは「優しいイケメン、厳しい公安警察、ミステリアスな組織の人間の顔を見事に使い分けていて、なおかつ同じ人間だとわかる演技力が素晴らしいです」とのコメントが寄せられました。また「降谷零としての日本を守る姿が大好きです！」と零名義での投票も目立ちました。
2位は『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ。支持率は約9パーセントでした。アムロ・レイは言わずと知れた『ガンダム』の主人公。一年戦争を経験し、ガンダムのパイロットとして成長する姿が描かれています。
こちらは「当時のロボットアニメの常識を覆す、ナイーブなキャラ作りに惚れました」とのコメントがあり、思春期らしいキャラクターを演じ切ったことが話題に。今回のアンケートは10代、20代の投票がメインでしたが「親の影響でファーストガンダムを見ました」というコメントも多く見られました。
3位は『美少女戦士セーラームーン』の地場衛。支持率は約8パーセントでした。地場衛はセーラームーンがピンチになったとき颯爽と登場するタキシード仮面の正体です。
「ピンチのときに必ず現れるタキシード仮面様かっこよすぎです！ セリフも少しキザでかっこいい！」や「あの声であのキャラクターの容姿！ 恋に落ちない訳がない!!」とセーラームーンだけでなく視聴者も魅了したようです。作品をリアルタイムで見ていた女性から票を集めました。
全体ランキングでは8位に『銀河英雄伝説』のアンドリュー・フォークがランクイン。古谷さんのキャリアの中では珍しく、傲慢な憎まれ役のキャラクターです。また13位にはゲストで演じた『銀魂』のエリザベスが入りました。
今回のアンケートでは1960年代から2010年代まで幅広いアニメのキャラクターが勢揃いしました。古谷さんが第一線で活躍し続けてきたことが再確認できる結果となりました。
■ランキングトップ10
[古谷徹さんが演じた中で一番好きなキャラクターは？]
1位 安室透（降谷零/バーボン） 『名探偵コナン』
2位 アムロ・レイ 『機動戦士ガンダム』
3位 地場衛（タキシード仮面） 『美少女戦士セーラームーン』
4位 サボ 『ワンピース』
5位 ペガサス星矢 『聖闘士星矢』
6位 ヤムチャ 『ドラゴンボール』
6位 リボンズ・アルマーク 『機動戦士ガンダム00』
8位 アンドリュー・フォーク 『銀河英雄伝説』
9位 春日恭介 『きまぐれオレンジ☆ロード』
9位 東丈 『幻魔大戦』
（回答期間：2018年7月24日～7月27日）
次ページ：ランキング上位まで公開
