【インタビュー】宮野真守、「GODZILLA」共演声優は気心の知れた“戦友” | アニメ!アニメ!

【インタビュー】宮野真守、「GODZILLA」共演声優は気心の知れた“戦友”

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宮野真守/インタビュー『GODZILLA 決戦機動増殖都市』
  • 宮野真守/インタビュー『GODZILLA 決戦機動増殖都市』
  • 『GODZILLA 決戦機動増殖都市』場面写真(C)2018 TOHO CO., LTD.
  • 『GODZILLA 決戦機動増殖都市』ポスタービジュアル(C)2018 TOHO CO., LTD.
  • 『GODZILLA 決戦機動増殖都市』キャラクターポスター「ハルオ」(C)2018 TOHO CO., LTD.
  • 『GODZILLA 決戦機動増殖都市』キャラクターポスター「ユウコ」(C)2018 TOHO CO., LTD.
  • 『GODZILLA 決戦機動増殖都市』キャラクターポスター「アダム」(C)2018 TOHO CO., LTD.
  • 『GODZILLA 決戦機動増殖都市』キャラクターポスター「ガルグ」(C)2018 TOHO CO., LTD.
  • 『GODZILLA 決戦機動増殖都市』キャラクターポスター「ベルべ」(C)2018 TOHO CO., LTD.
全三部作で描かれるアニメーション映画『GODZILLA』(通称アニゴジ)。第二章となる『GODZILLA 決戦機動増殖都市』が、本日5月18日(金)より全国にて公開される。
この度、ハルオ・サカキ役の宮野真守のインタビューが到着。第二章の見どころや<ゴジラ>への思いを明かした。

ゴジラ映画史上“初”のアニメ―ションで描かれる本シリーズ。物語は、二万年もの間、地球に君臨し続けてきた<ゴジラ>と絶滅の縁に追い詰められながらもそれに抗う「人類」の姿が綴られる。

『GODZILLA 決戦機動増殖都市』場面写真(C)2018 TOHO CO., LTD.
監督は、劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌』で邦画年間興行収入ランキング1位を獲得した静野孔文、そして3DCGの第一線で培われた手腕を『亜人』などで披露した瀬下寛之が務める。ストーリー原案は、『魔法少女まどか☆マギカ』や『PSYCHO-PASS サイコパス』などで知られる虚淵玄が担当。そのほか制作陣には日本を代表するクリエイターが揃っている。

■宮野真守、アニゴジの広がりに「すごくうれしくて」


2017年11月に第一章『GODZILLA 怪獣惑星』が公開、その映像体験が大きなインパクトを放ったのは記憶に新しい。反響を受けて「『ゴジラ』の面白さがどんどん広がったんだなと感じられる声が届いて、それがすごくうれしくて」と、宮野さんは喜んでいた。

(C)2017 TOHO CO., LTD.
宮野さんといえば、『デスノート』『機動戦士ガンダム00』『うたの☆プリンスさまっ♪』ほか多彩なジャンルの作品に出演し、アーティスト活動でも人気を博す。幅広いファン層を持つ宮野さんの出演で、これまで『ゴジラ』シリーズに触れたことがなかった若年層や女性たちが本作を観に劇場に足を運んだという声があったそうだ。

「今回、僕が参加することによって、『ゴジラ』シリーズを少しでも広めることができたのかなと思い、うれしかったですね。『ゴジラ』ファンの方々も、『GODZILLA 怪獣惑星』は、また新たな『ゴジラ』として楽しんでいただけたようです」。

■<ゴジラ>は人間を浮き彫りにする存在


TVシリーズに劇場版、実写映画化…と、永く多くの人々に愛され続ける<ゴジラ>。本作では、瀬下監督はゴジラのことをご神木のような存在として描いたという。宮野さんにとってゴジラはどんな存在として映っているのか。

「古来、人間は災害を神とあがめてなんとか鎮めようとしてきました。ゴジラはまさにそんな存在。ゴジラに明確な意思があって、人間をどうにかしてやろうと思ってはいないと思うんです。だからこそ、ゴジラに立ち向かっていくなかで、人間のよいところも悪いところも浮き彫りにされてしまうんです」。

『GODZILLA 決戦機動増殖都市』場面写真(C)2018 TOHO CO., LTD.
浮き彫りにされた人間性が、物語をよりドラマティックに動かしていく。
「移民船の中には、ゴジラを知らない世代がたくさん育っているなかで、ゴジラは絶対的恐怖、絶対的災厄という認識がずっと受け継がれている。ゴジラを忌み嫌う気持ち、このままずっと宇宙で放浪するのも地獄だと思う気持ち、逃げようとする者、戦おうとする者……。そういうところは、アニメだからこそ描ける苦しさであり、人間のよいところ、悪いところじゃないかなと思います」。

まだ、<ゴジラ>に対峙する中で、人類、エクシフ、ビルサルドと違う種族が一緒になって立ち向かう点も面白いと、宮野さんは言う。「アニメだからこそできる表現だと思います。考え方がまったく違う種族が出てくることで、『じゃあ人間とは』と考えさせられるんです」。

『GODZILLA 決戦機動増殖都市』場面写真(C)2018 TOHO CO., LTD.

■第二章の注目ポイントは「人間ドラマや心のつながり」


第一章ラストでは、地中深くから真のゴジラ<ゴジラ・アース>が姿を現す。体高300メートル、質量10万トンを超える姿へと進化した超巨大ゴジラの圧倒的な破壊力を前に、ハルオたちは散り散りになってしまう…。

『GODZILLA 決戦機動増殖都市』場面写真(C)2018 TOHO CO., LTD.
ともすればまるで革命家のように人々を導いてきたハルオだったが、多くの犠牲を前に自身の行動に対して悩んでしまうという。「それでも、彼は選択をしていかなきゃいけない」「そんな状況で、ハルオがゴジラに立ち向かうためにする選択は、すごく心を打たれるものです。単純に、かっこいいなと思いました。彼はやっぱり人を惹きつけるものを持っていて、それがこの物語の大事な部分だなと思わせてくれます」。

そんな人間的部分が垣間見える第二章。さらに「ハルオにとってユウコとの関係は非常に大きなものとなります。人間ドラマや心のつながりのすばらしさがクローズアップされていきますので、第二章ではそんな人間模様にも注目して見てほしいですね」と見どころを語った。

『GODZILLA 決戦機動増殖都市』場面写真(C)2018 TOHO CO., LTD.

■声優として共に戦う仲間に「心強かったですね」


本作は、先にセリフを収録し後から映像をつける「プレスコ」と呼ばれる手法で収録。約2年前に全ての収録が完了しており、宮野さんに当時の思い出話を振り返ってもらった。

『GODZILLA 決戦機動増殖都市』場面写真(C)2018 TOHO CO., LTD.
「お昼のときに、みんなでご飯を食べに行くのが楽しかったですね。第二章の収録では、焼き肉を食べました(笑)」。現場ではマーティン役の杉田智和が盛り上げ役になっていたそうで「杉田さんは、僕に会うとすごくほめてくれるんです。それで、ぽそっとボケを言う。そこに、僕が突っ込むっていうのが、基本のやり取りなんです(笑)」。

「この作品では、気心の知れた、そして声優として一緒に戦ってきた戦友たちと、また新たなものに立ち向かうことができました。とくにプレスコに関しては、僕らが主体になって、馴染みがないほかのキャストの方に、どういう風にやればいいのかを示せたと思います。信頼できるみんなと、誰も見たことがない“アニメのゴジラ”と戦っていけたことが、心強かったですね」。

『GODZILLA 決戦機動増殖都市』場面写真(C)2018 TOHO CO., LTD.
最後に、第二章を楽しみにしている方へメッセージを寄せた。
「非常に面白いことが、たくさん盛り込まれています。メカゴジラをはじめ、ゴジラファンにはたまらないワードがいっぱい飛び出しますし、人間ドラマにもぐっとスポットが当たります。グラフィック面でも、ヴァルチャーが飛びぬけてかっこよく描かれています。第三章に向けて、ここまで風呂敷を広げて、ハードルを上げてきか! と思える第二章なので、皆さんに楽しんでもらえるんじゃないでしょうか」。
《MINAMI》
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